死ぬまでにしたいいろんなこと

墺太利(おーすとりあ)滞在6年

また引っ越してました

しばしご無沙汰しておりましたのには理由がございまして。

夫婦で引越ししておりました。

 

ウィーンで住んでいた前のアパートが、「古くて暗くてエレベーターないけどとにかく安くて立地がいい」っていう、喜んでいいんだか悲しむべきなのかわからない物件だったんですが、

ここ最近の家賃の高騰によって、「古くて暗いしエレベーターない上に家賃も高いけど立地だけはいい」物件にグレードダウンいたしまして。別に都会にこだわりのない私は、もうこんなとこに高いお金払ってすみたくないわ!ってなりまして。

 

数ヶ月物件ハンティングをしたのちに見つけた、下オーストリア(Niederösterreich)州の小さな村の外れの一軒家に引っ越したのです。

 

とっても田舎ですが、高速使えばウィーンまで1時間以内で行けるし、空港や長距離列車の止まる大きな駅へのアクセスも良いので、出張の多い私にもとても優しい。

ど田舎なので車必須ですが、友人からかなりコンディションの良い車を親切価格で譲ってもらい、オーストリアでは多数派のマニュアル車をぶんぶん運転しております。

「将来トラック運転手になっても困らないように」という謎の理論でMT車の免許を取っていた自分を褒めてやりたい。あと昨年のドイツ田舎暮らしで同僚に頼んでMT車の運転レッスンを畑のど真ん中で受けておいた自分を褒めてやりたい。グッジョブ。

そうは言っても引っ越して1ヶ月ですでに2回ほどランダバウト(今調べたら日本語だと環状交差路だそうです)でエンストしました・・・でも田舎だから交通量も少なくてプレッシャーも少ないのでよかった。坂道発進ほんと怖い。

 

とりあえず今のところ引っ越して声を大にして言いたいことはですね、

人が少ないって最高!

ということです。

 

夜中に爆音でパーティする奴もいないし、パトカーも救急車も通らない。

公共交通機関や人の多い場所で人間の汚い面を見て嫌な思いをすることもないし。

 

不便なこともありますが、QOLは上がった感じです。