死ぬまでにしたいいろんなこと

墺太利(おーすとりあ)滞在6年

ただの日記。まだまだ続くよ、抑うつ気分は。

3月中旬のある日(正確には18日)から突如として始まった抑うつ気分だが、結論から言えば現在もおさまっていない。が、症状の特徴を具体的に把握することはできた。

 

誰か他の人といるときは大丈夫だが、ひとりになり、特にどうしてもするべき作業(仕事など、ある程度の義務感があって強制力が働くものや、料理や食事)がないと決まって発生する。

 

涙がまぶたの際で溢れ出るチャンスを待ち構えているような、嗚咽と悲観が胸の中に充満して、咽頭部で溢れ出るチャンスを待ち構えているような、そんな状況。私がゴーサインを出したら、いつでもそれらが溢れ出す。

 

仕事場ではそれをふと感じることはあるが、余裕で抑えていられるので、仲の良い同僚数人に何が原因だと思う?と聞いてみた。

 

ー加齢によるホルモンバランスの変化、性周期など性ホルモンに関係している説

ービタミンやミネラルなど微量栄養素が不足している説

ー(私が10月から2月ごろまでずっと忙しかったので)現在仕事もひと息ついたところで、忙しかった時に感じるべきだった感情をいっぺんに感じている説

ー仕事場で役に立っている感がドーパミンを出していて、家に帰るとそれがなくなるので落ち込んでいる説

 

最初の二つは血液検査でわかると思うので、来週病院に行く予定。三番目と四番目は割と的を射ているなあと思えた。田舎に引っ越してきて、仕事も週休3日になって、人間との関わりが減ったことが関係しているのだろうと考えている。

 

というわけで休日を利用して、仕事を通して知り合った友人の作業場兼自宅に遊びに来ているのだが、やはり、友人やその家族や同僚が周りにいて構ってくれているとき、何か頼まれてその作業をしているとき、友人の犬の散歩や世話をしている時は大丈夫なのだが、ひとりになった途端に悲しくなる。

 

夫と今日電話で相談して、血液検査などで心理的な理由以外を除外する以外に、どんなことができるかを相談してみた。

 

私が思いついたのは「犬を飼う」「仕事を増やす」くらいであるが、それも対症療法な気がする。孤独でも平気でいられる状態を自分で作り出せなければ、結局ひとりになった瞬間に悲しさに襲われていたのではどうしようもない(犬は基本的には24時間一緒にいてくれるとは思うが)。

 

まあほっといたらいつの間にか治って「一時的なものだったんだね」と笑い話で済めばそれでいいのだが、なんだか今回は根が深い問題のような気がしている。