死ぬまでにしたいいろんなこと

墺太利(おーすとりあ)滞在6年

30年目の真実。E.T.はおうちに帰るなんて言っていなかった。

先週に仕事の講習会を終えてから、2週間ほど何の予定も入っていない休みの真っ最中なのですが、廃人っぷりが止まりません。

 

まあいつもの事といえばいつもの事なのですが。

 

仕事が忙しい時ほどルーティーンが決まっているので、食事にも気をつかえるし、運動も家事もできるのですが、ある程度まとまった休日になるといつもの善きルーティーンを放棄して、だれてしまうんですよね。

そして一度ただれた生活を始めると、もう行き着くところまで行ってやろうみたいな気持ちになってくるわけです。

 

しかし昨日、映画を1本通して見る集中力さえなくなったのに危機を感じまして。

明日からモーニングページ(朝起き抜けに書く日記)をとりあえず1週間はちゃんと復活させようと心に誓いました。だいたい頭に霞がかかったような時はモーニングページをサボってしばらくした時なんですよね。

 

ちなみに昨日見た映画はE.T. です。30年ぶりに見ました。夫と一緒にアマゾンプライムビデオで。最初集中できなかったんですが、古くてもさすが名作、途中からは最後まで、え、こんな話だったんだ、と思いながら楽しくみることができました。

なぜそんな古い映画を見たのかと言いますと、先月、夫と話していた時に、夫が何かを言いたいのに言葉が思い出せなくて、人差し指を私の方に向けながら、ほらー、あれだよ、あれ!ってやっていた時に、私が冗談で自分の人差し指をくっつけて、

E.T.、おうち、帰る〜 (ET will nach Hause~)」と言ったら、

E.T.はそんなこと言ってません、電話するって言ったんだよ」と夫が言うんですよ。

 

30年目の衝撃。調べてみると、どうやら古い日本語訳では、"E.T. phone home" が "E.T. go home" と間違われて、誤訳されていたようです。新しい日本語吹き替えではちゃんと、「E.T. 、おうち、でんわ」と言っているらしいです。

 

というわけで、検証のためにドイツ語で見ました、「E.T.」。

件のセリフは、

"E.T. nach Haus(e) telefonieren" でした。

 

E.T. は一貫しておうちに電話をするのだと言っていて、おうちに帰るとは一回も言っていなかったのですね。知らなかった・・・。

 


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かわいいE.T.とエリオットに癒された週末でした。