死ぬまでにしたいいろんなこと

墺太利(おーすとりあ)滞在6年

わりかし大変なことになってました②

(前回からの続きです)

 

yyyamori.hatenablog.com

 

 

正直、会話にならないことに疲れていたので、もういいや、と思ってしまい、

「それがあなたの望みならそうしますよ」と答えました。

 

ここで問題なのが、彼女と会社側の契約がどうなっているかということ。

もし、彼女が話をでっち上げて、

「会社がよこしたアシスタント(私、yamoriのことです)がちゃんと働かないので契約違反だ!」

となって、会社側に損害が出る可能性があるかということです。

 

すぐに上司に簡単な経緯を説明するEメールを送り(記録は証拠にもなるので)、次回のイベントの現場で会うときにミーティングを設定。

上司からは

「契約上の問題は発生しないから心配しなくていい。もし完全に関係を断ちたいならそうなるように都合しなきゃいけないけど、どうする?」

と。

実は彼女のアシスタント以外にも、バックステージ、ステージ上での業務も担当していたため、そちらは責任を全うしたかったんです。

なので、彼女のアシスタント業務は彼女の言う通り最低限だけ行い、他の業務は今まで通りに行うことに。

上司からのアドバイスでSさんに「先日の話し合いで最低限のステージ上でのサポートだけと言われましたが本当にそれでいいですか、お返事がなければそのようにいたします。他にご要望があれば遠慮なくお返事に書いてください」、といった内容のEメールを送信。

返信はありませんでした。

 

もうこの時点で持病のストレス胃痛が尋常ではなかったです・・・

 

さて、その後すぐ迎えた地方都市でのイベント。

その都市では初めてでももう数ヶ月ツアーしてるので慣れたものです。

さらに私はSさんのアシストを彼女の指示通りステージ上の一瞬だけしかしなくてよくなったので、業務量が減少、拘束時間も減少、精神的ダメージも減少して胃痛もだいぶ良くなりました。

空いた時間で今まで完璧ではなかったけど時間の都合上、合格点でほっといていた業務などもできて、忙しすぎて頼りっぱなしだった同僚Aも手伝えて、気がかりも減少。

 

ところがどっこい。

 

Sさんの方は、私がやっていた準備やら片付けやらの全てを、もう一人の彼女の個人アシスタント(彼女のボーイフレンド)とやらなければいけなくなり、私がいかに多方面に気と手をまわして働いていたかを思い知ったんでしょうか。

数日後に、やたらフレンドリーな文面でご飯のお誘いをWhatsapp(ラインのようなアプリ)で送ってきました。

 

「胃の調子が優れないので」と丁重にお断りのメッセージを送ったところ、

 

「早く昔のあなたに戻ってほしい。今の状態はとても不愉快です」

 

との返信が・・・

 

「あらそうですか?私はとっても愉快です❤︎」

 

・・・と返信してやろうかと思いましたが、それは流石に思いとどまりました。

 

「自分の判断、言動が間違っていた。以前のように働いてもらえないか」

と言われたら、それは戻りますよ、仕事ですから。

でも、それ以外の思わせぶり、匂わせるだけのメッセージは無視することに決めていました。

 

(長いのでまた続きます)