死ぬまでにしたいいろんなこと

墺太利(おーすとりあ)滞在6年

生きてます。

せめて1ヶ月に1回はブログを書こうと思っていたのに、それどころじゃない状況にありまして。

仕事が忙しかったりコロナにかかったり離婚しかけたりしてました。あと引っ越しの準備。

一つずつ説明しますと。

 

仕事は頑張りまくっていたおかげでどんどんやりたいことをやらせてもらってまして。

かといって今までやっていたことも普通にできちゃうのでそのままやってまして。

気づいたら仕事増えまくりっていう。これは私じゃなくてもいいことはやらないようにして解決してますが、それでも頼まれる仕事が多くなってきたので全体的な仕事量は増加した気がします。やりたいことやってるんでストレスは減りましたが。

 

コロナはワクチンもちゃんと打ってたし症状は大したことなかったんです。「3日間寝込むような結構ひどい風邪ひいた」みたいな感じ。でも初めて仕事を病欠いたしました。むしろそれが結果的にとても良くてですね。私がいなかったことでその週のイベントのステージを回すのが大変だったそうで、今まで私の存在を「女で外国人のくせに男の領域にヘラヘラ入ってきやがって」くらいに思っていた同僚すら、私に対する態度が変わりました。結果オーライ。

 

離婚しかけっていうのは実は現在進行形なんですが。

「コップに半分水が入っている時、半分満たされていると思うか、半分空であると思うか」っていう例え話があるじゃないですか。ポジティブシンキングしようって文脈で使われることが多いと思うんですが。

夫は典型的な「水が半分も入ってるじゃないか!」っていう自称オプティミストなんですが、私はコップの水が完全に満たされている状態が理想なら、あと半分も満たす努力をどんどんしていきたいタイプです。夫から、あと半分の水を満たそうという姿勢が全く感じられず、今年に入ってから「一人だったらそもそもコップの大きさも半分で済むし、自分でコントロールできるし楽だな」と思い始めました。夫と二人で用意した「家庭」というサイズのコップだけど、夫はこれ以上これを満たす努力をしないように見えるし、何より「私はもうできる努力は全部した!」という清々しさしかなくてですね。

本当に性格は大好きな夫なので、何回も話し合いを重ねましたが、行動が伴わないというか。

これ以上一緒にいても私もだらだら甘やかして自分の人生を損ないそうだし、ちょうどオーストリアよりもっと市場の大きな国の本社から良い待遇で仕事の話をもらいまして。

法的に離婚はしなくとも、私は別の国へ引っ越して一人暮らしすることにしました。

案外簡単にEUのビザもその国のビザも取れてしまいまして、もう本当にオーストリアにとどまる理由がなくてですね。夫には自分の生活がピッシリしたところでまた同居してもいいし、そうでなくてもいいかな、と思っています。

夫は今のところは生活を立て直したらすぐ同居したいと言っていますが、まあ何が起きるかわかりませんからね。彼に好きな人ができても別にいいです。私は今のところはもう本当に疲れたんで、夫ともそれ以外とも恋愛感情を伴う人間関係に足を突っ込む気は毛頭ありません。

ちなみに上記を手短に説明しますと「ヒモ夫を養うのはもううんざり!キャリアにも悪影響だしこれ以上お荷物のままなら置いてくよ!」ということになります。

我ながら最悪だな・・・w

でも残念ながら後悔はないのです。夫には結婚前からずっと言っていたので。「私は世界で一番私の人生、特に仕事が大事だ」と。夫には「悪い時も支え合うのが家族なのに、自分の保身のために家族を切り捨てるのか」と何度も言われましたが、こちとら3年以上も待っていて、自分のやりたいことも欲しいものも犠牲にして支えてきたので「いや、その点については本当その通り!すまんね!」で押し通しています・・・

 

というわけで引っ越し先で落ち着いたらまたブログを続けるか、このブログはオーストリア編ということで終わりにするか、まだ決まっていませんが(ひきつづきそれどころじゃないのでw)、とにかく落ち着いたら最低1回はここを更新しようと思います。そうじゃなくてもまたなんでもない記事を挙げるかもしれませんが。