死ぬまでにしたいいろんなこと

墺太利(おーすとりあ)滞在6年

ロックダウンが「ソフトオープン」だそうで。

ということで、オーストリアでは8日からのロックダウン一部解除および一部の規制の強化が決定となった。

ざっくりいうと、学校・商店・美容院などのサービス業は再開するが、国境をまたぐ移動・越境通勤者などへの規制は強化される。

感染者も死者も横ばい状態での商店の再開は賛否両論あったそうだが、個人的に、私は賛成である。もう何かを国民に許可しないと、暴動が起きる寸前だったと思うので。

オーストリア人の平均からしたら、相当我慢強く、文句も言わず、友人もおらず、社交的でもない上に、仕事は普通にあり、経済的にも困窮はしておらず、さらに趣味がお菓子作りで家にいるのが全く苦でない私ですら、先週あたりから、

「・・・もう無理!!!!」

ってなってましたもん。

 

この「・・・もう無理!!!!」を訴えていた人は私の周りにも1月から急増しており、肌身で「これは規制解除待った無しでは」と感じていた。

今回の段階的規制解除で「ヤッター!」となってハメを外して人と会いまくり移動しまくりパーティしまくる輩は多いだろうし、これで新規COVID-19感染者数は多少増えるかもしれないが、もう流石になにがしかの規制を解除することで国民に希望を持たせないと、ロックダウンを継続したところでルールを破るヤツが続出していたであろうと思う。

 

医療関係者の方々には申し訳ないし本当に頭があがらない思いであるが、最悪の事態を避けるための苦肉の政策だったと思う。

 

数ヶ月髪を切っていない夫の頭は大変なことになっているし、

通販を基本的には嫌う我が家では、特に衣料品は実店舗でしか買わないのだが、夫の靴下はほぼ全部擦り切れているし、私の下着は上下ともヘロヘロのてろてろになりつつある。

いまだかつてないほどに酷使された部屋着のパーカーは2着ともジッパーがバカになりつつあり、同じく部屋着のスウェットパンツは洗い過ぎでつんつるてんになってもはやカプリ丈になっている。レッグウォーマーはゴムがゆるゆるになってしまって、いつも寝ている間にどっかに行っている。

 

8日から1週間ほどは買い物したい人で溢れていると思うので、人の波が落ち着いたところですぐ、上記のものを少しずつ買い足していきたい。

特に夫の髪は早急にどうにかしないといかんレベルである。