死ぬまでにしたいいろんなこと

墺太利(おーすとりあ)滞在6年

ただの日記。商店の再開、ショッピングにおける挫折、おせちの準備。

今週からまた小売店が営業を許されたウィーン。

クリスマス商戦まで戦えないとなると経済的に厳しいとの判断だろう。

まあ、それで感染者は増えるんだろうが、経済的に死ぬ可能性のある人だっているわけだからなあ・・・

 

というわけで、かなり年季の入った手袋にとうとう穴が空いたため、お気に入りのメーカーのものを買うためにショッピングセンターに行った。仕事が休みだった夫もついて来たのだが、到着してまず目に入る、溢れる人、人、人。平日の午前中であるというのに。

コロナの件に関わらず、人混みが死ぬほど嫌いな夫と私、目当ての2件の店だけ見て、気持ち悪くなってすごすごと撤退。本当は今年2回目の、食料品ではなく衣料品や雑貨を目的のもの以外もぶらぶらしながら購入する、いわゆる「ショッピング」を楽しもうという予定だったのだが、断念。来年に持ち越しである。

かわいい手袋と、夫用と私用に同じブランドのTシャツを購入できたので、よしとする。他の人へのクリスマスプレゼントは、もう、適当にその辺で見つけることにします・・・

帰りに義母のところによって、買い物などの所用を済ませ、念願のバニラキプフェルをお裾分けしてもらって、帰って来た。

それから母に電話して、おせちとお雑煮のレシピを聞いた。お雑煮に三つ葉を入れろというので、そんなもんはウィーンにはない、というと、「小松菜でもいいのよ?」などとのたまう。そんなものはないしそんなものもない。

さらに出産した友人に電話。別に産みたてというわけでもないのだが、出産祝いも兼ねて送ったちょっとしたクリスマスプレゼントが届いたというお礼のメッセージが来ていて、メッセージアプリの返事をチマチマ入力するのが面倒なので、メッセージが来たタイミングで電話してしまった。電話をすると余計なことまで話して盛り上がってしまうので(私が)、どっちが建設的かは謎。

 

 

年末に焦るのは嫌なので、冷凍できる黒豆を今日煮ておいた。鉄鍋も鉄釘もなかったので、茶色くなってしまったが、おいしくつやつやにできてひと安心。明日は栗きんとんを作って冷凍しようと思う。