死ぬまでにしたいいろんなこと

墺太利(おーすとりあ)滞在6年

オーストリア生活で地味に嫌なこと:錠剤が大きい

 

f:id:yyyamori:20191003170208p:plain

(いらすとや さんよりお借りしました)


私は食事で無理に栄養を取ろうとせず、その時食べたいものを適量食べ、不足するであろう栄養素はサプリで補うことにしています。

私に必須なのはビタミンCと鉄分とフィッシュオイル。

ビタミンCは飲んでいて調子がいいから、鉄は昔から不足しがちで度々医者の世話になり、日常的な摂取をすすめられたから、フィッシュオイルはオーストリアに来てほとんど魚を食べなくなったからです。

(魚は食べたいけれど高いです。また、オーストリアでは海の魚は特に美味しくないことが多いので食べません。どうしても食べたい時は大きな市場、ナッシュマルクトまで行って買ってきます。サーモンはどこで食べても美味しいです)

 

それでこちらのドラッグストアでサプリを買うのですが、錠剤が大きいんです。

飲み込むのに勇気がいるレベル。どのくらいの大きさだろう、今私が飲んでいるマルチミネラル・ビタミンは一粒がピーナツぐらい、フィッシュオイルのカプセルはアーモンドくらいあります。

たまに飲んだ後喉が痛くなりますし、水をガバガバ飲んでもなんか喉にひっかかってる気がする・・・という時もあります。

他の剤型のものもありますが、私は小さい頃から錠剤しか飲めなかったらしく、今でも粉薬は苦手です。どうしてもと言われたら飲めますが(ただしオブラート必須)、毎日飲むものなのでいちいち辛い思いをしたくない。

水に入れると発泡し(某入浴剤みたいに)、しばらく待つと甘い液体になるタイプのサプリも人気ですが、味が不味すぎて苦痛なのでこれも飲めません。

マルチミネラル・ビタミンは割っては飲めないタイプなので、そのまま頑張るしかありません。フィッシュオイルは中身を出してもいいらしいんですが、そもそもサプリの味が嫌いでカプセルにしているのに、中身を出しては本末転倒な気がしますし、前述のように毎日嫌な思いをしたくないので却下。

ということで、たっぷりの水で気合いを入れて飲む、というのが今のところ一番ましです。水もたくさんとれるし。

 

薬局で手に入る薬も、処方薬は比較的小さいものが多いんですが、処方なしで買えるものはかなり大きい気がします。頭痛薬とか。

 

何か理由があるのでしょうか?気になるところです。

 

 

冬季うつ対策、光療法ライトのレビュー

こちらの記事の続編です。

 

yyyamori.hatenablog.com

 

 一昨年に購入した冬季うつ対策・光療法ライトのレビューをしたいと思います。

 2017年の8月に購入し、それから2017/2018の冬季に使用しました。

 

(冬季うつとは、冬場の日照量および日照時間の減少により発生するうつ病の一種。落ち込む、だるい、やたら甘いものが食べたくなる、などの症状が典型的)

(参考資料:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO82391210W5A120C1000000/

(上記のページは、すごくわかりやすく冬季うつと光療法について説明されているので、おすすめです)

 

効果は正直、あったようななかったような。

というのも、冬季うつの症状は明らかに前年度よりも改善したのですが、それがライトのおかげだったのかいまいち判断がつかないのです。

ちょうど同じ頃、仕事が見つかって精神的プレッシャーから解放されました。結構体を動かす仕事なので運動の効果もあったような。

(冬季うつには運動も効果があります)

 

私が使用した方法は以下の通り

起床。キッチンのカウンターで、ご飯を食べたり、モーニングページを書いたりしながら、30分ほどライトを浴びる。この時、なるべくライトを近づけ、さらに目に対して直射に近い角度で浴びる。

休日や仕事が早く終わった日は、夕方までだったら、何回でもライトをつけてOKなので、本を読んだり、ストレッチしながらだいたい30分ほど。夜は体内時計を狂わせてしまうので禁止。

ちなみに私が購入したライトは軽くて小さく、出張などにも持って行きました。

 

光療法をはじめる前年の冬季に比べると、わけもなく悲しくなる回数は、格段に減りました。体感でいうと10分の1くらいでしょうか。

 

しかし、前述したように、これは仕事を始めたことによる諸々のプレッシャーからの解放、社会との繋がりの増加、生活リズムの改善によるところが大きい気がします。

 

昨年2018/2019 の冬季は、ほぼ使用しませんでしたが、たまーに、わけもなく悲しくなった時やだるい時に、

「あ、これは冬季うつかも!」と冬季うつのせいにして、ライトを浴び、

「うわー、効いてる気がするわー!」という風に、プラセボを期待するような使い方は何回かしました。

 

今年、もうとっくに症状が始まっていてもいい頃なのですが、今のところ全く自覚症状はないので、今年も毎日の使用はないかなー、という感じです。

 

ただ、ライト自体の使用感はとてもよく、そんなに値段の張るものでもなかったので、買ってよかったな、と思いました。 

 ウィーンの冬は毎日毎日、全てが灰色!という感じなので(個人の感想です)、気が滅入った人は、光療法、ぜひ試してほしいと思います。気分の落ち込みが冬季うつの場合、光療法を数日やるだけで劇的な効果がある人もいるそうです。

オーストリアで、フォークリフト女子になる。②

 

yyyamori.hatenablog.com

 

コースの流れは、毎日8-15時まで授業、最後の1-2時間で交代で少しフォークリフトの練習、というのを3日繰り返し、3日目の15時から試験。学科と実技です。

 

授業の2日目を終えて、私は、もうこれは落ちたも同然・・・という感じで帰宅。

 

講義中に先生が口頭で模擬質問を出してくれたんですが、まず質問が全く聞き取れない!聞き取れても問題文の単語が難しすぎてわからない!仮に問題文の意味がわかってても、授業がわかってないので答えがわからない!

運転の方も、コース自体は荷物を取りに行って、バックと前進の両方でスラロームをして、また荷物を置きに行く、5分もかからない内容なのですが、

わたくし、テンパるとバックの時にどっちにハンドル回してるのかわからなくなり、切り替えしまくってしまい・・・

 

帰宅し、夫に手伝ってもらって、教科書の先生が試験に出ますよ、と言ったところを復習し、ネットで拾った模擬試験(でもオーストリアのではなくてドイツの)を一緒にやってもらいました。結果は75%の正答率。

 

本番の試験は40問で、合格ラインは80%、つまり8問しか間違えられない。

なんかもうダメな気がする・・・と意気消沈しながら3日目の最終講義へ。

 

 

最後の講義を終えて、試験まで少し時間があったので、脳に糖分を与えるためにコーヒーを飲んでいると、講師のおじさまが話しかけてきました。

なんでオーストリアに来たの?とかなんでフォークリフトの免許が必要なの?とか。

今のところ、手応えはどんな感じ?とか。

一通り身の上話をしたあと、

いやー、ドイツ語が全然だめで、語学力のせいで落ちそうですね・・・」と言ったら、

わかるよー、俺とくに訛りが強いから大変だろ!いやー、すまん!」と。

自覚あるならもうちょっと気をつかってくれたらいいのに!と一瞬思いましたが、まあそう簡単じゃないですものね。

大学生の時に、ゼミの関西出身の先輩が学会発表のリハーサルで、標準語で話すのに非常に苦労していたのを思い出しました。当時の私は「そのくらいいいんじゃない?」と思っていましたが。

 

話を戻しますが、そんなこんなで筆記試験が始まると、先生がすぐに私の机の横に来て、私が試験の内容を理解しているのか確認。

「そうそう、それでいいんだよ、ここ、問題文よく読んでね〜」とアドバイスまで!

他の生徒も、問題文の意味がわからないときは、バンバン質問していたので、結構意外でした。これはみんな受かっちゃうんじゃない?と思いましたが、さすがは先生、肝心なところは答えない!

私は時間目一杯使って40問解答し、そのうち13問ぐらい全く自信がない状態だったので、これは落ちた・・・と思いました。

 

その後、実技の部屋に移動中に、先生から、

「この中で6人落ちてます^^」

という今する必要があるのか!という発表が。

 

名前順に2人ずつ呼ばれ、運転を披露し、よっぽどのことがなければ、運転は合格。

みんな学科で落ちている模様。不合格の面々は、しょんぼりしながら帰って行きました。ていうかオーストリア人まで落ちてるよ・・・

私の運転の番が来ました。割とナーバスになっている私のところへ、また先生がスーッと近寄ってきて、

「君は学科は合格してるから、あとはゆーっくり丁寧に運転すればいいからね^^」と。

ええー、まさか、と思いながら、亀もびっくりなスロースピードでなんとか運転をこなし、試験監督のところへ行くと、おめでとう!の握手とともに、運転免許が!!

 

あまりの嬉しさに、試験監督と先生にハグしてから帰ってきました笑

 

大学生以来の試験で、本当にすごいストレスでした。もう二度とやりたくない・・・

でもこれで少しお給料アップなので、頑張った甲斐がありました。

今は実践練習中です・・・これがまた大変なんだ。

 

 

 

オーストリアで、フォークリフト女子になる。①

先日、遊んでばっかりだという記事を書いたばかりですが、いちおう、頑張ってるんだぞ、ということを主張しようと思います。

 

今年の夏休みを利用して、わたくし、なんとフォークリフトの免許をとりました!ãã©ã¼ã¯ãªããã®ã¤ã©ã¹ã

会社で免許持っていた子がクビになったので、上司から頼まれて仕方なく・・・

でも費用は会社が持ってくれるというし、資格は持ってて損はないので、まあ、それなりに前向きに講習+試験で3日間のコースに申し込んだわけです。

「きっと受けた人みんな受かるような類の試験だよ」なんて夫からも励まされて、のこのこ朝8時から(15時までみっちり)のコースに出かけてきたんです。

 

結果、15人中8人しか合格しなかったっていう。

 

わたしも含めて7-8人ほどが外国人でした。シリアからの難民の子が4人くらいいました。

 

で、講師がすごい正統派ウィーン・ニーダーエスライヒ訛り!

(Niederösterreich: 下オーストリア州)

 

ただでさえ専門用語だらけで意味がわからない学科の授業が、もう、単語が一つも拾えないレベルでわからない!

初日、最初の授業が終わった後で、外国人部隊で「あれ、わかる?」みたいな話をしたところ、ほとんどがわたしよりはわかっているみたいだが、やっぱりキツイみたいでした。

一番最近(2年前)オーストリアに来たパキスタンの男の子は、わたし同様サッパリわからないとのこと。目下、わたしとこの子が合格を危ぶまれる2大巨頭となったのです。

 

わたしが救われたのは、計算問題の授業からです。

 

ãstaplerschein berechnungãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

こういうグラフを見て、色々答えるやつです。

荷物の大きさと比重が与えられて、荷物の大きさを計算して、そこから重心までの距離やら、どの高さまで荷物を上げていいかなどを答えます。

曲がりなりにも難関理系大学入学をかけて日本の受験戦争をどーにかこーにか勝ち抜いた経験のあるわたしには、仮に問題文がアラビア語だったとしてもわかるような問題だったんですが(それは言い過ぎか?)、

まあ、フォークリフト講習を受けに来る人たちは、一般的に、お勉強は苦手な人が多いらしく、

「1辺が120cmの立方体があります。重心は1辺の半分の距離にあると考えます。さて重心まで何cm?」を答えられない人が続出

講師のおじさま、キレまくり。授業進まない。わたくし、隣のセルビア人青年に一生懸命、算数を教える羽目になりました。 学生時代にやっていた家庭教師のバイトを思い出しました。

それでね、みなさん、電卓を持ってました。そして「100mAの80%」とかにも電卓を使っていて、おばちゃんはびっくりしちゃいました。

ちなみに試験の時に私が電卓を持っていないのを見て、みんな親切に「電卓はないの!?貸そうか!?」と聞いてくれましたが、うまい返しが思いつかなかったので、

「ありがとう、必要ないです」とつまんない答えを返してしまいました。

長いので続きはまた明日。

 

 

 

ただの日記。遊び疲れ。

最近すっかり寒くなったウィーン。

日本(東京)でいうところの秋ファッションの出番はとても短く、10月にもなれば私はどう見えるかなどおかまいなしの防寒ファッションに身を包んでいることでしょう・・・

 

最近は仕事も暇で、休みも嫌というくらいたっぷりもらい、毎日暇で暇で仕方なく、

だから旅行を詰め込んだら疲労しまくりという、よくわからない夏を過ごしてしまいました。

昨年もそんな感じだったっけ?覚えてない。

 

とにかく運動不足&旅によるリズムの乱れで、全身なんとなくだるい。

もっとガンガン仕事したい。それかオイルマッサージに行きたい。

 

ウィーンであまり、マッサージ屋さんって見かけないのだけど、検索してみたら結構あったので、口コミがいいところに来週あたり行こうと思う。

 

夫は自営業プラス会社員(と言っても出社はフレックスで週3回ほど)のダブルワークでとても忙しそう。

旅行の前や後にも遅くまで自宅オフィスで仕事していて、自分を律することができる人は強いわあ、と感心。

私には一生しがない勤め人でいさせて欲しい。

イスキア旅行記②

 

yyyamori.hatenablog.com

 (上の記事の続き)

 

写真がほぼないのでとてもわかりづらい旅行記ですが、

何が言いたかったというと、

イスキア、とてもよかったです。

 

一番お気に入りだった時間は、レンタルしたスクーターに夫と2人乗りして、どこかに行く道中。

 

どの時間も、どこを走っても美しいイスキア。

基本的にどこにいても海が見えます。

 

昼過ぎの一番暑い、シエスタの時間はいつも道が空いていて、

暑い空気と強い日差しの中を走っている時に、

夫の背中にくっつきながら、顔を横に向けて見る海。

 

夕方、帰宅ラッシュと遊びに行く人ラッシュが重なって、

誰もがクラクションを鳴らしながらびゅんびゅん走っていく街の喧騒。

 

リモンチェッロにはまった夫に連れられて、毎晩、深夜まで開いているバーに飲みに行ったこと。

夜はすっかり涼しくなって、上着がないと寒いくらい、澄んでいる山の空気。

暗い中で、潮の香りと、時々レモンかオレンジのような花の香り、そして料理の匂いが瞬間、感じられること。

 

免許のある人は、ぜひスクーターを借りて島中まわる事をおすすめします。

車もいいけど、スクーターの方が風を感じられるし、景色ももっとよく見えるし、

対向車が来たらどうしようとか、ミラーをこする心配をしなくて済みますw

 

友達が住んでいなければ、絶対に行かなかったであろうイスキア。

もう一度は必ず、おそらくは何回も、今後、訪れることになりそうです。

イスキア旅行記①

今年の夏のバカンスについて書こうと思う。

言った場所はイタリア、ナポリ湾に浮かぶ火山島、イスキア。

南イタリアらしい温暖な気候と、温泉、美しいビーチとおいしい魚介類、ヨーロッパの人間がバカンスに求めるものの全てにプラスαぐらいの魅力が揃っている。

ここには私の友人が2人住んでいて、ご招待を受けて夫と1週間ほど滞在した。

個人的なイスキアおすすめポイント、スポットを紹介する。

 

1. 交通事情

離島あるある「運転がワイルド」。

どの車も必ずどこかが壊れている。最低でも凹みや擦れた傷がある。ミラーの取れちゃった車はざら。とりあえずガムテープで補強してある。一方通行みたいな幅の道路でびゅんびゅん対向車が来る。スクーターだらけ。スクーターの追い越しがワイルド(カーブで対向車線に飛び出してくる)。アンティークレベルのFIATが現役で走っている。控えめに言ってカオス。

 

2. 魚介類

とにかく美味しい。毎日のようにエビのパスタと貝のパスタと魚介のリゾットをローテーションしてたらまた蕁麻疹が出ました。

(スペインでも出た)

内陸国オーストリアでの魚なし生活にすっかり体が慣れてしまって、まさかの魚介アレルギー疑いが・・・お魚だいすき日本人なのに。

 

3. ピザ

友人オススメのピザ屋さんに行ったら、マルゲリータが4-5ユーロ(5-600円くらい)。安いのに味は抜群。水牛のモッツァレラの美味しいこと!ナポリのピザは耳のところがモッチモチで大きい。2人でシェアすると店の利益が少なすぎて失礼なので、一人で一枚食べるのがきついときは、耳を残して食べます(イタリア人談)。

 

4. Limoncello と Rucolino 

両方ともお酒。リモンチェッロはイスキア含むナポリの名産。ルッコリーノはイスキア独自のものらしい。作り方はだいたい一緒で、リモンチェッログラッパ(またはウォッカ)にレモンの皮を漬け、砂糖のシロップを足したもの。

ルッコリーノはレモンの部分がルッコラに、砂糖のシロップが黒砂糖のシロップになったものと思ってもらえれば。

両方とも食後酒で、消化を助ける(と少なくとも信じられている)。

両方ともとても飲みやすい。

 

5. そんなに観光地すぎない

しっかり整備はされているが、物の値段はそんなに高くない。港の脇の堤防沿いに、観光客狙いっぽいレストランがずらーっと並んでいて、そこは結構な値段で、味も「・・・うん」って感じのところは確かにあった。しかし、同じ通りの中のレストランでも、割とリーズナブルでちゃんとしたものを食べさせてくれるレストランも混在していた。

 

4. ビーチ

水がとにかく美しく澄んでいる。

 

5. 温泉

友人オススメのNegombo と ポセイドンという2大屋外温泉パークに行ってきた。

個人的にはNegombo の方が好き。こじんまりしているのと、園内に植えてある植物があまり人為的に見えないところが良かった。

ポセイドンの方がテーマパークとしてしっかりしている。こちらの方が派手だし大きかったが、ロッカーが1回開けるたび1ユーロを要求してくるがめつい設定だったのと、スイムキャップ着用必須だったので減点。

どちらのパークにも38-40℃の浴槽と15℃の冷水の浴槽が隣り合っていて交互に入るタイプの温泉があり、私はほぼずーっとそれに入っていた。

どちらも専用のビーチがあり、海も楽しめるのが最高!

 

https://negombo.it/

https://www.giardiniposeidonterme.com/en/homepage 

 

6. アラゴン

多分イスキアで一番の目玉的観光地(?)。途中までエレベーターがあるとはいえ、登るのは大変ですが、上からの景色は格別。日本語のパンフレットももらえます。

 

私はここに、あまり歴史に興味ない夫と入り、教会ぽい区画を下っていくと、イスと穴を組み合わせたものがいくつもある小さな部屋についた。

 

https://www.ancient-origins.net/artifacts-other-artifacts/prayers-decomposing-corpses-death-aragonese-castle-0010124

 

夫が自信満々に「これはトイレです」というので(パンフレットは夫が持っていてドイツ語、看板の案内もイタリア語とドイツ語)、

「へー・・・」と思いかけたが、何かがおかしい。

こんな狭い部屋にトイレだらけで、トイレ会議でもしてたの?

そう思って、案内の看板のドイツ語を読んだら、

 「ここに死んだ修道女の死体を座らせ、腐るのを待った」

「(生きている)修道女は毎日死体が腐るまでお祈りに来た」

みたいなことが書いてありました・・・

座面に空いている穴は腐敗で生ずる液体を捨てるためらしい・・・

 

トイレじゃないじゃん!

 

夫に「なんか物騒なことが書いてあるんだけど!」っと言うと、先を行っていた夫は戻ってきて看板を読み、

「あー・・・、でも、臭いところと穴の使い方は一緒だね!」と。

 

とにかく、調子乗ってイスの一つに座って写真撮ろうとかしなくてよかったです。

 

ていうかあんなにいっぱいイスがあるって、修道女の皆さんはそんなに連続してお亡くなりになったの・・・?

 

次回は旅行の全体的感想です。