死ぬまでにしたいいろんなこと

墺太利(おーすとりあ)滞在6年

ただの日記。Pulled Pork を買ってみたけれど。

ゆうがた仕事の帰りに今日の夜食べるものを買いにスーパーに寄った。

まだ日差しがギラギラしていてとても暑くて、料理しなくてもいいものを買おうと思っていて、ハムのコーナーを見ていたら、Pulled Pork の箱があって、ああ、冷やし中華にハムの代わりに乗っけたら美味しそうだなあ、と思って、一箱買って帰った。あとキュウリも。

 

家に帰ったら、麺を茹でるのさえ暑くて嫌になり、予定を変えて、ライスペーパーに千切りのキュウリとコリアンダーと一緒に巻いて、生春巻きにして食べることにした。

 

Pulled Pork の箱をあけたら、想像していたのとは違って、塊肉が汁と一緒に真空パックみたいなのに入っていた。

(ほぐしてあるのが入っているのかと思っていた。)

 

ほぐす手間がかかるのに若干がっかりした後、袋をハサミであけて匂いを嗅いでまたがっかり。なんだか生臭い感じ。

汁ごと密閉容器に出して、食べる分だけカットし、まな板の上でフォークでほぐす。かなり脂っこくて、ベトベトしている。もっとパサパサしていて欲しかった。

端っこの方を食べてみると、やっぱり生臭いし、スパイスのバランスが好みではない。

 

ウィーンに来てから、日本では買えば済むものさえ全部手作りしているうちに、加工食品で省ける手間より、自分で作って得られる美味しさの方が勝つので、そういうものをほとんど食べないようになった。この傾向はコロナの影響でロックダウン〜自宅待機でさらに自炊力を磨いてからより顕著である。

 

加工食品は、流通に乗せるに当たって、長い賞味期限や安全性を守るために色々な妥協をしなければならないものなので、贅沢は言っていられないけれども。時間もたっぷりある自分は、料理の手間の方をとる。

 

Pulled Pork は、明日カレーにでも入れてしまうしかないようだ。

そしたら明後日は、夫と義母のためにカレーパンでも作ろう。

最近は、寝る前に生地をこねて、一次発酵を冷蔵庫の中でやると、次の日自分の時間のあるときに具を包んで二次発酵して揚げるだけなので、楽だということを発見した。

 

さて、これからもう一仕事、内職をしなければならない。がんばるぞ。