死ぬまでにしたいいろんなこと

墺太利(おーすとりあ)滞在6年

冬季うつ対策、光療法ライトのレビュー

こちらの記事の続編です。

 

yyyamori.hatenablog.com

 

 一昨年に購入した冬季うつ対策・光療法ライトのレビューをしたいと思います。

 2017年の8月に購入し、それから2017/2018の冬季に使用しました。

 

(冬季うつとは、冬場の日照量および日照時間の減少により発生するうつ病の一種。落ち込む、だるい、やたら甘いものが食べたくなる、などの症状が典型的)

(参考資料:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO82391210W5A120C1000000/

(上記のページは、すごくわかりやすく冬季うつと光療法について説明されているので、おすすめです)

 

効果は正直、あったようななかったような。

というのも、冬季うつの症状は明らかに前年度よりも改善したのですが、それがライトのおかげだったのかいまいち判断がつかないのです。

ちょうど同じ頃、仕事が見つかって精神的プレッシャーから解放されました。結構体を動かす仕事なので運動の効果もあったような。

(冬季うつには運動も効果があります)

 

私が使用した方法は以下の通り

起床。キッチンのカウンターで、ご飯を食べたり、モーニングページを書いたりしながら、30分ほどライトを浴びる。この時、なるべくライトを近づけ、さらに目に対して直射に近い角度で浴びる。

休日や仕事が早く終わった日は、夕方までだったら、何回でもライトをつけてOKなので、本を読んだり、ストレッチしながらだいたい30分ほど。夜は体内時計を狂わせてしまうので禁止。

ちなみに私が購入したライトは軽くて小さく、出張などにも持って行きました。

 

光療法をはじめる前年の冬季に比べると、わけもなく悲しくなる回数は、格段に減りました。体感でいうと10分の1くらいでしょうか。

 

しかし、前述したように、これは仕事を始めたことによる諸々のプレッシャーからの解放、社会との繋がりの増加、生活リズムの改善によるところが大きい気がします。

 

昨年2018/2019 の冬季は、ほぼ使用しませんでしたが、たまーに、わけもなく悲しくなった時やだるい時に、

「あ、これは冬季うつかも!」と冬季うつのせいにして、ライトを浴び、

「うわー、効いてる気がするわー!」という風に、プラセボを期待するような使い方は何回かしました。

 

今年、もうとっくに症状が始まっていてもいい頃なのですが、今のところ全く自覚症状はないので、今年も毎日の使用はないかなー、という感じです。

 

ただ、ライト自体の使用感はとてもよく、そんなに値段の張るものでもなかったので、買ってよかったな、と思いました。 

 ウィーンの冬は毎日毎日、全てが灰色!という感じなので(個人の感想です)、気が滅入った人は、光療法、ぜひ試してほしいと思います。気分の落ち込みが冬季うつの場合、光療法を数日やるだけで劇的な効果がある人もいるそうです。