死ぬまでにしたいいろんなこと

墺太利(おーすとりあ)滞在4年

休日の昼寝に思うこと

昼寝から覚めたらものすごいいい気分だったので忘れないうちにそれを書こうと思う。

 

休日の昼寝ほど贅沢なものはない。

 

正確にいうと、休日に昼寝して罪悪感を全く感じずに目覚めた時の爽快感といったらない。

 

私は仕事の日は全く家事をしないので、必然的に休日にまとめてやることになるのだが、

基本的には家で仕事をしている夫がやってくれるので、

私は自分の洗濯物をするくらいで済んでいる。

 

これが本当にありがたい。

 

もちろん家事の他にも、語学やらなんやら、やったほうがいいことはたくさんある。

 

前はそういうことをせずに寝てしまった自分を責めて、あまり気持ちよく昼寝から覚めることができなかったが、

 

今は仕事は頑張っているし、語学も最低限のノルマを決めて、それはいつも朝には終えてしまっているし、

なんというか自分に対する信頼感が増しているので、

(ちょっと昼寝したくらいで、どうこうならんだろ)

それが昼寝のクオリティを格段に上げた要因だと思う。

 

たかだか昼寝でたいそうなことを書いているような気もするが、

とにかく、私はとても恵まれていて、幸せだ!と叫びたくなるような気持ちで目覚めたので、忘れないうちに、書いておきたかった。

意外と聞かれるプライベートな質問

この間、何かの折に「こんな発言をしたら欧米では大問題になりますよ!」みたいなリストを見たんですが、その中に、むしろヨーロッパではよく聞かれるけど日本ではほとんど聞かれなかったことがあったので、それについて書いてみます。

(米ではまた違うのかもしれませんが)

(私個人の経験であって、別の地域や国、業界によって違うのかもしれません)

 

それは「子供を作る予定」です。

 

結婚しました〜、と職場で報告(といっても個々に会った時についでに)した後、

けっこうな確率で「おめでとう!子供の予定は?」と聞かれました。

そこそこ親しい間柄の同僚だけでしたけど、100人弱社員がいて(全く絡まない人も含む)、10人には聞かれたかなあ。

 

結婚前も、普通の世間話中に、

「子供は欲しいの?」

と聞いてくる人も結構いました。

 

結婚してしばらくたった今も世間話のついでに聞いてくる人、います。

(むしろ定期的に聞いてくる人が数人いるような・・・笑)

 

まあ、全体的に若い会社で、社風もものすごいフランクですし、

(全員 duzen(※) です)

同僚というよりは友達って感じになっている同僚がたくさんいるので、

(日本と違って休み時間しっっっかりありますので世間話もしっかりします)

友達からの質問、と考えたら、まあそんなにはおかしくないのかもしれませんが。

 

ちなみに私の少ない友人たちは100%聞いてきました笑。

 

私は全然嫌な気持ちにならなかった、というのも追記しておきます。

 

聞いてきた人たちは、彼ら自身のことについてもオープンで、お互いの身の上話とかもするような間柄なので、これはお国柄、土地柄というよりは、個人の性格や相互の距離感によるものかもしれません。

ただ、傾向として、東欧系の人たちは、家族の繋がりをより重視するためか、よくこの手の話になりやすい気がします。あとはイタリア人とスペイン人もそんな感じがします。傾向と言えるほどたくさん知り合いがいないのでわかりませんが。

 

※ちなみに duzen というのは、ドイツ語では英語で言うところの you に2種類ありまして、親しい間柄では du 、距離のある間柄では Sie を使います。duzen とは動詞で、du を使って話す、という意味です。

たとえ上司と部下でも、どちらか一方が du で一方が Sie を使うということはなく、duzen なら双方 du を 使います。ここら辺が日本語のいわゆる「ため口」と少し違うところです。

Sie を使っていればとりあえず礼儀正しいかというとそんなことはなく、相手によっては変な距離を感じさせてしまって、かえって失礼ということもあります。

業種によっては全員 siezen みたいなこともあるそうです(夫いわく)。

ネイティヴにはかなり判断が難しい案件です。 

 

 

仕事の今後

私の仕事の新年度は夏休みの後、始まるのだが、

それに向けて、近頃、上司とのミーティングや希望調査などがあった。

 

来年度はもう少し新しいことや、希望していたポジションに進めるのかと思いきや、

今年の仕事がとても良かったので、そのままの君でいてほしい的な感じだった。

 

なんだかなー。

 

なんとか自分の希望する仕事ができるように、これから少し政治的な行動を取らないといけないのだが、

私、あまりそういうのが得意でないし、気が重い。

 

自分と全く同じ境遇ではなくとも、仲間がいる

心ポッキリ事件から早3週間ほど経過しました。

すぐ元気は出て、それ以降も概ねは良好なんですが、

他人の何気ない一言で突然また落ち込んで自己憐憫の穴の中に落ちてしまうことが2度ほどあり、

なんというか、今まで4年間分の外国暮らしのストレス、それも個人で解決できない類のもので、今まで言語化せずに(できずに)来た事(自分が人種差別の対象になること、それを相手に理解してもらえないこと、とか)が、

グラスの中にぽとりぽとりと溜まっていって、それが満杯になってしまっている感じです。

どうやったらもう一回空にできるんでしょうね、このグラス。

日本に帰ってストレス発散してきたら、なんて意見を聞いたんですが、

そんな金銭的余裕も時間的余裕も今はない笑。

 

しかし、この間、職場の別部署の外国人同僚の男子に話を聞いてもらってものすごく前向きになれました。

彼はブラジル人で、私と同じく見た目ですぐ "Ausländer"(=ガイジン)とわかってしまう仲間ですが、彼の場合、肌の色が濃い事、男性であることもあって、さらに色々と大変な思いをしているとのことでした。

 

私は簡単に「わかるよー」みたいなことも言えず、一生懸命聞くしかありませんでした。やっぱり、彼からしたら私と彼は似た立場にあっても、同じではないから。

 

午後の仕事上がりに職場のカフェテリアで話し込んでいたのですが、話を聞きつけたこれまた別部署のアルゼンチン女子がすぐに意気投合して参加。そこにウクライナ人も加わって・・・ものすごく盛り上がってしまいました。

なんか Ausländer rebellion (別に反乱する予定はありませんが)みたいね、と笑いあって、いやあ元気が出た!ありがとう!とお互い言い合いながら家に帰りました。

 

どうやったら精神的グラスがいっぱいいっぱいの状態から抜け出せるかわかりませんが、

現在の日常をただ、丁寧に生きていくしかないのかな、と。

あとは、被害者ぶることだけは絶対にしたくない。同じことを誰かに絶対にしないで今後生きていきたいと思います。気をつけないと、私も、私を落ち込ませた側の人間に、簡単になってしまうのは、よくわかっているので。

とりあえずくだんのブラジル人の友人のおかげで、今、かつてないくらいドイツ語のモチベーションが上がっているので、これを利用して頑張ってます。

意外と回復は早かった

結局、心が折れたその後、
ドイツ語の勉強をサボったのも、
ごはんを食べなかったのも、
日課のストレッチをサボったのも
たった1日で、
(エライ!)

その次の日には洗濯もして、
ストレス発散にチーズケーキも焼く程度には元気になりました。

日本のごはんがどうしても食べたかったのですが、料理はする気にならなかったので、
夫を誘って、日本人がやってる日本食レストランに行き、海鮮丼と粉ものをたらふく食べ、

血糖値の急降下による眠気に誘われるまま好きなだけ昼寝をするという贅沢な1日を過ごしました。
昼寝から覚めたときの幸福感といったら!

あとはかなり私のシチュエーションに理解のある夫と色々と話をして、助けられました。気分転換にウォーキングに連れ回されたり引っ張り出してくれたりして。
私の精神的リハビリに付き合ってくれてありがとう、夫よ。

(こういう時に"無意識に白人主義"的な人に話してしまうと余計にダメージを食うので・・・)

仕事も普通に行ってますが、
同僚に対する距離感は変わったと思います。
頑張って好かれようと思わなくなったというか…
期待しなくなったというか…

そのせいか、かえって気負わずにずいずい話すことができるようになって、楽になりました。
開き直り!

一部の人間が私が外国人(非ヨーロッパ人)であるということに関して、またドイツ語の能力に関して、冷たく当たったり嫌味を言ってきたりする事が最近、続いたわけですが、

もう好きにしたらいいよ!
ドイツ語ペラペラのヨーロッパ人と交換したいならしたらいいよ!

私よりよく働く奴を見つけて来られるならな。

と思ってます。心の底から。

ドイツ語の勉強もコツコツ続けていますが、
モチベーションが

知識欲40%

復讐心30%

義務感20%

夫の母国語だから10%

という感じになってしまいました。

前はもっと知識欲と義務感が大きかったんですけどねえ・・・

でも「コノヤロウ💢」というモチベーションは上がっているので、

それを利用して頑張っているところです。

心が折れたというか大混乱というか

最近、あまり楽しくない話題が続いたので、なにか楽しいことを書きたいと思っていたんですが、

 

どうにもタイミングよく(悪く)、

自分のアイデンティティを傷つけられるようなことをされることが続きまして、

(ちょうど悩んでいた時に「なんでいつまでたってもドイツ語上達しないのw」とか言われたり)

 

なんというか心がいちど粉々に砕けましたw

 

幸いにも砕けた直後から休日だったので、家でじっとしていることができましたが、

食欲もないし部屋を片付ける気も起きず、夫には大変心配をかけてしまいました。

 

 

2日目には夫が作ったご飯を食べて、少し回復しましたが、

それでも精神的にしばらく引き摺りそうです。

 

一人でいると余計なことを考えるので、なるべくいろんなことをして気を紛らわすようにしていますが、

いつものドイツ語の勉強をPCに向かって始めようとすると、

何の罪もないドイツ語の先生(オンライン教材の)をモニターごと放り投げたくなるぐらいには「もう嫌だー!!」となっています。

 

ただの偶然だとは思いますが、なぜか私が嫌な思いをするときは決まって相手はドイツ人です、最近・・・オーストリア人ではなく・・・

 

もちろんいい人もたくさんいますし、こういうのは個人の問題であって、何人であるかの問題ではない(ことが多い)ので、分けて考えたいとは思うんですが・・・

 

今回のことで、私はこの場所で出来るだけ幸せに生き延びるために、色々と繊細にバランスをとっていたのだな、と実感しました。

(どういうことをどのくらい、どんな風に気にするべきか、とか)

 

そしてそれがぐわっしゃーーーーん!と崩されたので、

不安定になるのも当たり前か、と納得したんですが、納得したところですぐ元の軌道に乗れるわけではないし、

もしかしたらもう元のバランスには戻れないかもしれないし、

そうしたら新しいバランスを作り上げなきゃいけないのね・・・

とかなんとか思うと、

 

本当にうんざりです・・・

 

気長に、少しずつ、また元気になろうと思います・・・

 

 

 

 

外国で働く日本人、あるいはガイジンであるところの日本人として

こちらの記事の続き・・・というか・・・

 

yyyamori.hatenablog.com

 

 

タイミングよく(悪く?)、上記の記事を書いてすぐ後、

「私をなめてるっぽい若いドイツ人女子グループの筆頭」的な女子社員との間で、

小さなトラブルが起こってしまいました。

 

基本的にとても自責的な私が「どう考えても私の責任じゃない」と胸を張って言える損失を、危うく私の責任にされかけましたw

いや、損失といっても日本円なら2万円くらいのことで、会社がどうのこうのなる損失じゃないけど、失えば面白くない金額ですよね。

 

それは飛行機のチケットのことで、彼女が1日早く私のチケットを予約してしまったんです。だから私は休日を1日潰される形になってしまった。

 

もし、彼女が普段から私に普通のレベルでフレンドリーだったら、私は多少の文句は言えども、その便で飛んで、出張先で休日を過ごすことに同意したでしょう。

もちろん私だって休日を自宅でゆっくり過ごしたかったけれど、

もし彼女が

「yamoriごめんね、その日の食事代は会社から少しでも出すようにするから、1日前の飛行機で行ってくれないかな、飛行機の予約し直しはとっても高いのよ」

と少しでも申し訳なさそうに言ってくれていたら、もう全然1日早く飛んでいたことでしょう、お人好しなので。

 

私が徹底抗戦したのは、彼女の態度があまりにもひどかったからです。

 

私「飛行機の日程が1日早いみたいなんだけど・・・?」

彼女「は?それで?私のせいじゃないし今更どうにもできないから。変更は高すぎるし無理。」

 

という感じです。

ちなみに私、彼女より一回り年上ですよ・・・そして、それはどう見ても彼女の責任、いや、100歩譲って誰の責任でないにしても、私の責任ではないのに、私のことを何も考えていない発言・・・

 

私は彼女と私の共通の上司のところに行きました。

 

そしたらですね、なぜか彼も私に対して若干疑問あり気味に話してくるんですよ。

で「君は私のメールを読んでないのかい?」とかいうから、どのメールですか?あなたからのメールは全部目を通してますし、なんなら迷惑メールフォルダだって念の為ちょくちょくチェックしてますよ!と私にしては珍しく、しっかり!はっきり!ご意見申し立てたところ、

上司が私に送るべきメールを送っていなかったことが発覚。

(仮に彼がそのメールを私に送っていれば、飛行機の予約の前に私がおかしいと気づけた可能性あり)

 

でね、その、彼のメーリングリストに私の名前が入ってなかったのを彼が見つけた時の反応がね、

「(PCに映し出されるアドレスリストを眺める・・・私のアドレス・・・無い・・・おもむろに顔をこちらに向けて)

・・・さて、じゃあ正しい日程でなるべく安い移動手段をいくつかピックアップして私に送ってくれるかな」

って感じでね、やっぱり「悪かった」の一言がないんですよ。

 

謝る文化、っていうのが日本人特有だっていうのはわかっているつもりです。

こちらの人はよっぽどのことがない限り謝らないというのも身を以て感じていました。

でも、その前述の彼女のこともあって、その時はどうしても「すまんかったね」ぐらい期待してしまいました。

 

でさらに、上司は彼女のところに行って、今回のことがどうして起こったのか、聞いたそうです。そしたら彼女の返答は「彼女は Ausländer (ガイジン)だから、私の言ったことをちゃんと理解していない、それが原因だ」と。

 

その後上司からは「わからないことをわからないままにしないでね!」みたいなお叱りのメールが来ました。

もちろんちゃんと返信しました。

「今回の件、対応ありがとうございました。とても残念ですし、直前の変更がよくないのは重々承知しております。また、私の未熟なドイツ語のせいで口頭で伝達ミスが起こりうることも承知です。それが私が出張予定を全てEXCELシートにして、日時・場所・手段全て明確にした表を、数ヶ月前に彼女に送った理由です。これは彼女の要求でした。その後、彼女からは一切の変更の指示はありませんでしたので、全てうまくいっていることと思っておりました。また、今後このようなことを防ぐためにも、私のアドレスをリストに入れて、メールを送っていただけると嬉しいです」と・・・

 

何が言いたかったかと言いますと、この「そこは流石に謝らない・・・?」という気持ち、どこに持ってったらいいんでしょうね。

(日本じゃないんだから・・・って諦める方向か、それとも彼らが改善すべき問題であって私は何もできない・・・という方向か)

っていうことと、

「Ausländer」というだけで何かの理由になってしまうの、すごい心が削られる、ってことです。

 

なんというか、今回のことは誰かにひどいことされた!という悲しみではなくて、

「何か」にカテゴライズされて、それで問答無用でバッサリ切られてしまう、

痛みと喪失感がありました。

 

私はますます今後、自分の言動に気をつけようと思います。

誰かに何かのレッテルを貼って、それだけで何かの「理由」にしていないか。