死ぬまでにしたいいろんなこと

墺太利(おーすとりあ)滞在6年

インスタントラーメンの思い出

昨日、母からの小包が届いた。

 

今日はその中に入っていた中華◯昧を作って食べた。

実に3年ぶり。

 

めちゃめちゃうまい。

 

私が小学生・中学生だったこと、

奇数週の土曜日は学校が午前中まで授業をやっている時期があった。

 

土曜の昼過ぎに帰ってくると、母は決まって中華三◯を作ってくれた。

(夕飯の準備もあるしね)

なので私にとって中◯三昧は土曜の昼過ぎの味、である。

 

・・・今回は水曜の昼に作ってしまったけど。

 

母はいつもTBSラジオを聞いていて、

土曜の昼は永六輔さんの土曜ワイドが流れていた。

多分わたしはそのことを死ぬまで何度も思い出すと思う。

 

 

 

 

今日のウィーンは快晴。雲ひとつない。

気温は22℃。たぶんもう夏は終わってしまった。

リスニング:解決策が見つからない壁にぶつかっている

一昨々日に焼いた抹茶とホワイトチョコとアーモンドのマフィンがものすごい美味しくできた。

明日は先週末にスーパーで安かったので買ったブルーベリーでブルーベリーマフィンを焼く。

もう少しでベリーの季節も終わり。

ウィーンでは旬を過ぎた物は基本的にスーパーから消える。

 

今日は語学学校でリスニング(ディクテーション=聞き取った内容をそのまま紙に書く)のテストが返却された。

私はクラスで12人中3番目だった。

20点以上の減点があった人は名前を発表されず、

私は減点12、私以降の人は名前を呼ばれなかった。

それを考えると、かなりできている方だ。

 

„Gut gemacht!! Ausgezeichnet!"

(=グート ゲマハト!アウスゲツァイヒネット!)

(=よくできました!素晴らしい!)

 

と先生に言われたけど、

 

全く実感がわかない。

 

「できた!」という手応えもないし、

できている感覚もない。

 

私はウムラウト(AとOとUの上にふたつ点々がくっつく母音)の聞き分けも、

LとRの聞き分けもできなくて、

聴き分けができてないので、

発音もできない。

 

パートナーに

「AとÄ」「OとÖ」「UとÜ」「LとR」を何回も発音してもらうけど、

それでも違いが聞き分けられない。

単体で言って貰えばわかるけど、単語の中に混ぜ込まれるとわかりづらくなるし、

かろうじてわかったとしても、発音を再現できない。

ここまで壊滅的にダメだと、もうどうしたらいいかわからない。

 

そして英語の時もそうだけど、発音を気にしすぎると

一言も喋りたくなくなるので、あえて無視してしまっている。

 

(英語では、特に"ア"っぽく発音する母音とLRは本当に苦手。いつか整理して特訓しなければと思いつつ、重い腰が上がらない)

 

よくないとは思っているんだけど、

気にしすぎると本当に、全く喋れなくなるので、それが怖い。

 

今回のテストも、よくできたじゃない!と言われたけど、

それはディクテーションだから、文法の知識も総動員してどうにかなっただけであって、

本当のリスニング力はクラスでも最低だと思う。

 

この壁を突破するにはどうしたらいいんだろうか・・・

ドイツ語スランプ

語学学校の授業で挫折を味わいすぎたのか、

 

ドイツ語に対する抵抗感が強くなってしまった。

 

嫌悪感、ではないんだけど

 

「もういやーー!!」

 

となる1歩手前というか。

 

聞くのも話すのも見るのもうんざり・・・となってしまう。

 

ただ疲れているだけならいいのだけど・・・

毎日マフィン

最近マフィンを3日に1回、焼いている。

 

朝ドイツ語学校に行く時に2つ持って行き、

行きしなに1つ朝ごはん代わりに、

休憩中に半分おやつに、

終わった時に残りの半分を食べて家に帰るまでのエネルギーにする。

 

というのも、ウィーンのお菓子・パンはどれも、私にとっては味が強い。

甘いものはどこまでも甘く、しょっぱいものは本当にしょっぱい。

 

そして量が多い・・・

 

日本だと出来合いのものでもけっこうおいしいし、作るよりも安いことが多い。

(手間も考えて)

 

ウィーンは外食でもスーパーでも、出来合いのものはとにかく割高なので、

そういう意味では自炊・手作りのモチベーションはあがる。

 

パン屋の甘い菓子パンとかは、たまーに食べるとおいしいけど、

毎日食べるものは、自分で作った方が健康的だし経済的だしおいしい。

 

マフィンは簡単だし、中に入れるものを変えれば飽きないので、

これからもしばらくはまりそう。

 

今まで作ったのは

 

・かぼちゃ

・パイナップルとココナッツ

・ブルーベリー

・りんご

・バナナ

 

こんど試したいのは

 

・チョコチップ

・抹茶

・全粒粉入り

 

 

配合を変えながら試行錯誤するのも楽しい。

 

日本にいた時もストレス発散でお菓子を焼いたりはしていたけど、

こんなに楽しみながらお菓子作りを日常的にするようになるとは思わなかった。

 

つくづくオーストリア生活が自分には合っていると思う。

 

仕事が始まってからもモチベーションが保てるかは、

先のお楽しみである・・・

 

簡単なオーディオブックが聞き取れるようになった

現在私のドイツ語力は

「A2.2終了程度」

(=よく使う表現・シンプルな表現で必要な情報のやりとり、コミュニケーションができる)

です。

今は次のB1を学習中なのですが、

難解で多岐にわたる文法、突然増えるボキャブラリーに四苦八苦しています。

 

一番苦手なのがリスニング。

 

文法は復習すればいいだけ、覚えるだけですが、

リスニングは周りの東欧出身の生徒が「カンタン!」と言っている中、

ひとりだけ「???」状態のことがよくあります。

これはけっこう落ち込みます・・・

 

なので今日はリスニングを特訓しようとYoutube で Hörbuch (オーディオブック)を見つけて流しながらご飯を作りました。

 

そしたらなんと90%くらいわかる!

 

レベルの表記がされていなかったのですが、難しい文法を使っていないので、

A1レベル(一番簡単なレベル)だと思います。

 

それでもわかるのは嬉しかったです、よかった・・・

 

達成感を感じる機会が少ないので、

それも伸び悩みの一因かもしれません。

 

たまには簡単なレベルの教材をやって、

自信をつける必要があるのかもしれません。

生きてます

仕事が長い夏休みに入ったので、

ドイツ語の語学学校に通ったり、

オーストリア国内を旅行したりしています。

 

転職してデスクワークをしなくなってから、

めっきりPCに向かう時間が短くなり、

 

ブログを書く意欲も衰えてしまいました。

 

なんとかモチベーションを見つけてまた頑張ろうと思います。

Glühwürmchen (蛍)が庭にあらわれた!

私が今、パートナー(オーストリア人)と住んでいる家は、ウィーンの郊外にある。

 

先日、食事のあとにいつものようにお茶を飲みながらおしゃべりしていたら、

突然パートナーが窓の外を指差しながら、何事かドイツ語で叫んだ。

「Glühwürmchen(グリューヴリュームヒェン)がいる!!」と。

 

私は「なんのこっちゃ」と思いながら窓を見ると、網戸の部分に蛍がはりついていた。

 

蛍を見るのは初めてだった。

 

パートナーも小さい頃に見ただけで、この家に住んで数年になるが、ここで見たのは初めてという。

 

 

部屋の電気を消すと、蛍の光はいっそうまぶしく見えた。

 

 二人で窓に駆け寄って、1匹の蛍を飽きもせずにずっと眺めていた。

「こんなに明るいんだね〜」と感心しながら。