死ぬまでにしたいいろんなこと

墺太利(おーすとりあ)滞在6年

最近ハマっていたNetflixシリーズ:The Final Table は英語学習にもおすすめ

我が家にはテレビセットはあるが、普通のテレビ放送を見る環境がない。

テレビセットは、NETFLIXなどのインターネット放送の視聴とDVDの視聴に使用されている。あと夫のみ、ごくまれにゲーム。

 

それはそれとして、最近、夫と2人してハマって一気に見たNetflixシリーズが、こちら。 

 

 

www.netflix.com

ザ・ファイナル・テーブル。昨年放送されたみたいなので、特に新しいわけではない。

料理の鉄人みたいな料理人のバトル番組。

世界中から集められたトップレベルのシェフ、12チーム24人で争われる。

毎回、テーマとなる国が決められており、まず、その国の代表的料理1品を作る。

(例えばメキシコならタコス、スペインならパエジャ)

審査によって、下位3チームになってしまったシェフたちは、その国の伝統的な食材1品をメインにした創作料理を作り、そのうち一番ダメだった1チームが脱落。

 

みんなすごいレベルの料理人なので、味わうことはできなくても、盛り付けを見てるだけで、すごい勉強になる。

(たまに夫と二人でホストになってディナーパーティをしたりするので・・・)

 

少しネタバレになってしまうのだけど、シェフたちの中で、一人、カナダ人の日本料理人という男性がいる。彼が日本がテーマの時に、日本人審査員に絶賛され、

「Hakujin なのに日本料理をやっていて、それはとても厳しいことで・・・」と涙ながらに語った時は、不覚にも料理番組で泣いてしまった。

ちなみに日本人の料理人の方も出ていて、全て英語でコミュニケーションなさっていたので、てっきりアメリカ在住の方なのかしら、と思っていたら、なんと日本在住の方だった。

 

そうそう、このシリーズ、英語音声で見ると、結構英語の勉強になると思う。

 

24人の出場者のうち、半数くらいが英語非ネイティヴだった感じ。

でもみんな、向上心がすごい人たちばかりで、世界中いろんなところで働いているせいか、英語は当たり前、って感じ。オーストラリア、インド、ラテンアメリカなどのアクセントがある英語も聞けるのがよい。

あとはスラングだらけとか、言葉遣いが乱れている人がいないのもよい。司会者の英語もゆっくりでわかりやすい。

(ただ、バトルも終盤になってくると、ラテン系のチーム内ではスペイン語に戻ってたりして面白かった)

 

私のお気に入りはもちろん日本チームと、前述のカナダ人シェフ Darren。

夫のお気に入りはコロンビア・フランスハーフの Charles とエクアドル人の Rodrigo。

この夫のお気に入りのチーム、すごい前衛的で、精神的なものを皿の上に表現する!という意気込みにあふれていた。優勝するのはこのチームかも、と最初から思わせる実力!

あと、みんなすごい勉強熱心で、大抵どんな料理も聞いたら作れるし、数人は日本の食材も大抵使いこなせるしで、やっぱりどんな職業でも、その道のトップに行こうとしてる人は知識欲や向上心の輝き方が半端ない・・・

 

(あえて難をいうと、優勝者の選別が個人的に納得いかなかったのと、中国がテーマの国に入ってなかったのは、政治的な軋轢のせいなのかしら・・・www)

 

見ていると刺激を受ける、そんな料理番組。

 

見るとお腹が空くので、ダイエット中に見るのはおすすめしません。