先日、いつものタンデムパートナーとドイツ語と日本語のレッスンをしていた時。
「チケットを二枚ください」という文章で、相手が「枚」はなんですか?と聞いてきた。
日本語学習者がけっこう難しいと感じている「数え方」。
いくつか重要なものを一緒に復習した。
「ひとつ、ふたつ」「一個、二個」は基本の、一般的な数え方。
以下のような特別な数え方にあてはまらないときは、とりあえず上記二つをつかっておけば、わかってもらえる。
「本」は長い(= lang)なもの。
「枚」は紙(= Papier)などの平ら(= flach)なもの。
「冊」は本(= Buch)とノート(= Heft)。
「杯」は飲み物や食べ物を入れる容器(= Tasse, Glas など)と考える。
「匹」は小さな動物全般(= kleine Tiere)。だいたい犬(= Hund)までが「匹」でヤギ(=Ziege)ヒツジ(Schaf)から「頭」。
ここまで来て彼女から質問。
「蛇(Schlange)は"本"?」
どうやら、細長いので混乱したみたい。
生き物であることは形状より優先です、ということで、納得してもらいました。