死ぬまでにしたいいろんなこと

墺太利(おーすとりあ)滞在9年

お犬様とのナイトウォーク

お久しぶりです。

ここ数ヶ月、出張に必要ない時はラップトップを持ち運ぶのをやめたんです。どうしても必要なら現場のオフィスの人間に頼めばいいし、大抵のことはスマホでできてしまうので。

そしたらいつもの「出張の移動中にブログを書く」、というのができなくなってしまって。

いやスマホで書けばいいんですけど、はてなのパスワードをスマホに保存してなくてですね。

「あ、今ブログ書きたい!しまった、スマホしかない」

というのを繰り返しているうちに、こんなに時が経ってしまいました・・・

(やっとスマホにパスワードを保存しました)

 

最近のオーストリアは、冬が到来しまして、日がうんざりするほど短くなり、日が出るのは7時過ぎ、日が落ちるのは16時、仕事が終わったら真っ暗で何もやる気がなくなる毎日です。

さらに我が家のある地方の天気はここ最近ずっと、「最高気温が2-3℃、強風、くもり」みたいな感じで、それもうんざりファクターです。

 

何が嫌って、お犬様のお散歩をどうしても暗い時間にしなければならない日があることです。

理想としては朝1時間、夜30分の合計1時間半の運動が必要なお犬様。

朝は仕事前の7:30-8:30、休日は日が落ちる前の15時から。しかし仕事がある日はどう頑張っても日没後にしか午後の散歩ができず。

お散歩コースは農道なので、日が落ちると真っ暗。一応村の住宅地の中を通る街灯があるコースもあるんですが、車通りはそこそこあるので、長いリードで自由に散歩させてやることができないし、村まで行くのにも結局真っ暗な農道をしばらく通らなければいけないので、あまり意味がない。

なのでいつもの人も車も通らない農道を、ヘッドランプをつけてお散歩するんですが、夜は野生動物がうじゃうじゃしているため、お犬様のテンションもやや高め。

昨日などは闇の中突然に無数の光る眼がこちらを見つめているのが見え、心臓が止まりそうになりました。鹿の群れがこちらを見ており、私のヘッドランプがタペタムに反射していたんですね。あんなに映画みたいに闇の中で光るのかと感動しましたが怖かったです。

あと闇の中おそらく鹿がくしゃみというかため息をするんですが、それが意外と近く聞こえたりしてそれも怖いです。あと、なんかよくわからないけど変わった鳴き声が聞こえたり。

寒さと恐れにビクビクしている私をさしおいて、お犬様はナイトサファリを楽しんでおります。

早く春にならないかな。