先々週から、在宅でもできる仕事を見つけて、
(と言ってもお小遣い稼ぎ程度だけど)
それにかかりっきりである。
忙しくなるのを見越してカレーを大量に作っておいた過去の自分を褒めてやりたい。
カレーといえば、以前「日本のカレーが作りたいのにあの味にならない」というブログを書いたが、その後の研究の甲斐あって、やっとそれらしきレシピが完成した。
こちらでは日本のカレーのルウは大変高価なので(大きいの一箱で下手したら千円くらい取られる)、なるべく使わずに作りたかったのだが、それだと「本格派インドカレー」みたいな酸味の強い味になってしまうのが悩みだった。
だからと言って「カレー粉と小麦粉を炒めて〜」という手間のかかる作業はしたくない。
その折衷案が以下のレシピです。
材料
肉 300-500g (鶏肉か豚肉が好き)
玉ねぎ 大3個
トマト 大3個
じゃがいも 大3個
にんじん ヨーロッパサイズなら2−3本、日本サイズなら0.5−1本。
マッシュルーム 大きめのなら5個
りんご 1個
しょうが 1かけ
塩 全重量の0.5%
小麦粉 大さじ3
カレー粉 大さじ1
日本のカレールウ 1〜2かけ
(辛いの好きなら)赤唐辛子 小1本
オリーブオイル 大さじ3
ローリエ 1枚
隠し味 お好みで醤油、ケチャップ、ソース、コーヒー、チョコレート、生クリームなど
作り方
無水調理できる鍋、もしくは圧力鍋、それもなければ底が厚めでしっかり蓋ができる鍋を用意(フライパンは不可)。重さを計っておく。鍋にオリーブオイルを入れる。
玉ねぎを適当に薄切りにして鍋に投入。
トマトを多少小さめにざく切りにして鍋に投入。
マッシュルームは大きければ好きな大きさに切って投入。小さければそのままでもよし。
にんじん、じゃがいもを一口大に切って鍋に投入。
肉を好きな大きさに切って投入。あまり大きいと火の通りが悪いので注意。
りんごとしょうがをミキサーにかけて、ジュースのようにしたものを上からかける。
一番上にローリエを乗っける。辛いのが好きな人は唐辛子のみじん切りを入れる。
材料の重さをはかる。重量の0.5%の塩を上からふりかけて、蓋をして、極力弱火で20分加熱。20分後、蓋を開けて様子を見る。水分がしっかり出ているようなら、鍋をよくかき混ぜて、もう10分蓋をして加熱を続ける。
10分後、肉とじゃがいも、にんじんの火の通りを確認後、火を止めて、小麦粉、カレー粉、カレールウを入れ、よく混ぜる。
弱火で5分煮る。味を見て、何か足りなければ、塩を足したり、カレー粉を足したり、カレールウを足したり、各種隠し味を足し、再び5分ほど煮て、一晩寝かせて、出来上がり。
ポイント
飴色玉ねぎを作らなくても、極弱火で無水調理すると、野菜の甘みがしっかり出る。カレー粉と日本のカレールウを併用することで、カレールウの節約になり、さらにちょっと本格的な風味もでる。トマトと玉ねぎは必須だが、それ以外の野菜はお好みで。
甘みが足りない時は、ジュースやチョコレート、酸味が強い時は生クリーム、コクが足りない時はソースやケチャップを入れる。家にリンツの70%チョコレートしかなくて、それを入れたら、すごいしつこくなったので、あまりいいビターチョコレートを入れるのは良くない。