死ぬまでにしたいいろんなこと

墺太利(おーすとりあ)滞在6年

コロナウィルス狂騒

・・・について書くかと思えばそうではない。

 

私は自分でコントロールできない何かについて考えるのはストレスになるだけなので深くは考えない。環境問題も和平問題もそうだけど、自分にできることをただ淡々と行うだけだ。

(地元産の食べ物を買うとか募金するとか)

(羊のような生き方だと批判されるかもしれないが、私が生き延びるためには必要なことだと判断している)

 

今回のコロナ騒動で一番ダメージを食らう業界に勤めているおかげで、ここから先少なくとも2ヶ月くらいの仕事がなくなり、自宅待機で現在は休暇扱い、会社潰れちゃうんじゃないのという状況だが、私にできることなど何もない。ので、淡々と規則正しい生活をしている。

 

ウィーン市内は軽く恐慌状態であるらしい。

らしい、というのは現在ドイツにいるからである。

出張の前日から、休日をぶつけて、目的地の近くに住む(といっても仕事の予定だった場所からは300kmほど離れているが)友人宅を訪れていたところ、コロナウィルス対策のため、仕事が急遽キャンセルになったと連絡が入った。友人の好意に甘えて、帰りの飛行機の日まで滞在させてもらっているが、どうなることやら。

私のフライトまで、ウィーン・シュヴェヒャート空港が閉鎖しないことを祈るばかりである。

 

夫はスーパーがすっからかんだった話とか、チェコおよびスロバキアに面している国境が封鎖されて、夫の母の介護士さん(チェコ人)が来られなくなった話だとかを、毎日電話で伝えてくる。

 

私にできることは何もない。私にできること以外は。

 

ただ淡々と生きていくだけである。