最近見て良かったNETFLIXの番組。
Somebody Feed Phil | Official Trailer [HD] | Netflix
タイトルは "Somebody Feed Phil"
「誰かフィルにごはんをあげて!」ってところでしょうか。
ユダヤ系アメリカ人でテレビドラマの脚本家のフィルが、世界のいろんな都市に行き、誰かに美味しいご飯をお世話してもらいながら旅する、ゆるい番組です。
(別に知らない人に奢ってもらうわけではなく、有名シェフのおすすめのレストランとか、お友達を紹介してもらってどんどん美味しいものにありついていく感じ)
このフィルさん、ご飯の食べ方がすごい美味しそう。あとよく食べるのにすらっとしていらっしゃる。
アメリカでの評判はどうやらそこそこみたいですが、こんな批評を見つけてしまいました。
「Somebody feed Phil の5つの問題点」
この批評によると、
1. なんでフィルじゃないといけないの?もっと歴史や食べ物について専門的に語れる適任者がいるでしょ?
2. 何かを観察した後のコメントが観察になってない・・・
3. オープニングの歌がうざい
4. ジョークが面白くない
5. この番組が伝えたいメッセージがわからない
これらの批評、個人的には、全部的を得ていると思います。特に3番w
確かにフィルさんのよくわからないジューイッシュジョーク※も、
なぜか毎回、現地からアメリカのご両親にスカイプで電話し、身内話で盛り上がり、そうかと思えば唐突に会話が終了するのも(しかも撮影チームに実の弟さんがいる)、
いちいち立ち止まって考えると「どんな意図???」ってなるでしょうね・・・
(※欧州(ウィーンは特に?)では結構、ユダヤ人ジョークは出会うことが多いと思います。なので私はかろうじて何をジョークにしているのかわかりましたが、日本で全然そういう機会がない方は「・・・は?」となると思います。)
個人的には、いいお年頃の育ちのいい陽気なおじさまが楽しそうにしているのを眺めるのはとても癒されるのですが。
Chef's Table みたいな本格的料理番組をお求めの方にはおすすめできません。
食べ物好きの方が、次の旅行先はどこにしようかなー、と考えながら気楽に見るのにはぴったりだと思います。