今から、マカロンを焼かない人には「なんのこっちゃ」と思われることを書きます。
2年前から始め、特に昨年からハマって集中して作っているマカロンですが、
巷の評判通り、とても難しく、
「これ!」と思うレシピ・焼き方を発見した!と思っても、
同じ焼き方を次回試しても、全然ダメだったり、
奥が深いと言うか、底の深い沼にはまったというか・・・
で、最初に試したレシピがスイスメレンゲ で、それで初マカロンなのに成功して気を良くしまして。
さらにその後、初めてフレンチメレンゲで作った時に、あまりのメレンゲの弱さ(あっという間にマカロナージュしすぎになってしまう)にびっくり。
もちろん失敗し、それ以来、フレンチメレンゲはずっと避けていたのですが、
夫がクリスマスに買ってくれたマカロンのレシピ本のフレンチメレンゲのレシピが美味しそうだったのと、
私が好きなマカロンブロガーがフレンチメレンゲ推しだったのもあり、
一度試してみようという気になりました。
最近、スイスメレンゲ での成功率が非常に高くなり、結果を見て何が失敗の原因かもすぐに推測できるレベルにはマカロン作りに精通してきたので、今なら大丈夫かな、と。
それで先日作ってみたところ・・・
ずっと作らず嫌いだったことが悔やまれるほど。
同時にいつものスイスメレンゲの生地も焼き、こちらも大成功、おいしかったのですが、私の好みは圧倒的にフレンチメレンゲ。
これは自分のマカロン修行におけるかなり大きな収穫でした。
もう一つの収穫は、中に入れるフィリングについて。
最初は日本語のレシピサイトやブログを見て、信用できそうなレシピを作っていたのですが、フィリングがあんまり美味しくなかったり、安全性が?だったり、フィリングの種類が乏しいんですよね。皆さん、生地の方はものすごーく詳しく書いてあるんですけど。
で、次は英語のサイト(主に米国、たまに英国・オーストラリア)を見ていたんです。こちらは、マカロン全体としても華やかだし、中のフィリングの種類も豊富。
でも、とにかく甘すぎるし、味における繊細さに欠けるな・・・と。
あとは安全性も疑問が残るレシピも散見される・・・
(私、学生の頃、一応食品衛生学を履修していたので、一般の方以上の知識はあると思います)
で、こないだ、フランスのお隣、同じく美食の国として有名なベルギーに旅行に行きまして、そこで食べたマカロンのフィリングがすごく美味しかったんです。
で、原材料のところを見て(ベルギーだからフレミッシュとフランス語)そこからなんとか、フィリングの材料を割り出したんですが、今までネットで見たどのレシピとも違う!
じゃあ、本家本元、フランスのプロのレシピを調べたら、おいしいフィリングのレシピが出てくるのでは・・・!と思い、
フランス語で「マカロン レシピ」とグーグルで検索、フランスまたはベルギーのパティシエのレシピや動画を見て、安全性もOKそうなレシピで、オーストリアでも簡単に手に入る材料でフィリングを作ってみたところ、
予想通り、今までで一番おいしいフィリングができました!
道のり、長かった・・・!
これから私のマカロン修行、第二章に入ることができそうです・・・!
あまりにも嬉しかったので、自己満足のブログ記事を書きました。笑。