死ぬまでにしたいいろんなこと

墺太利(おーすとりあ)滞在6年

今年読んだマンガ「青年誌」編

私のストレス発散方法は読書なんですけど、とっても疲れると小説も辛くなって、

そういう時はマンガを読む事にしてます。マンガ大好き!

マンガは紙の本を買う事にしてたんですが、

留学中はそんなことも言ってらんないのでKindleで購入してました。

ええ、ひくくらい・・・ 

電子書籍は買いすぎる、ってホントですね。

でも、留学先で精神状態が悪化するくらいなら、と思って、ばんばん買っちゃいました。合計は多分、◯万円くらいかな・・・

 あとはアマゾンで期間限定無料、っていうのをよく読んでました。

それがきっかけではまって集めたのもあったな。

 

というわけで、前々回の本のまとめ同様、今年読んだマンガを自分用にまとめます。

シリーズ物は昨年とか、それ以前から買ってるやつもあるけど、来年も読みたい!的な意味で載せる。あまりにも印象に残らないやつは省略。

タイトルと著者、ひとこと感想と、大好き度を☆5つで表現します。

 

青年誌

 

1.シュトヘル(現在11巻) 伊藤悠 ★★★★★

チンギスハーンによるモンゴル帝国の侵攻により滅ぼされた国、「西夏」の文字を守る少年「ユルール」と、モンゴル軍に味方を滅ぼされ、復讐に燃える女兵士「シュトヘル(悪霊)」の旅を描く、歴史スペクタクル。「文字を守る」という行為に込められた意味が、胸をうちます。これはアマゾンで無料の1巻を読んだ瞬間に、全巻買う事を決めました。早く次が出ないかな。日本に帰ったら、きっと私は紙の本を買い直すでしょう・・・そのくらい好き!

 

シュトヘル1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

シュトヘル1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

 

 

2.プラネテス全4巻) 幸村誠 ★★★★★

完結済み。アニメ化もしたみたい。新しい作品ではないですが、こちらも1巻が無料だったため読んで、全部買いました。

近未来の話で、宇宙のゴミ(デブリ)拾う宇宙船に乗ってる日本人が主人公。この話、テーマがわかりやすく「愛」。なのに説教臭くないし、説明臭くないし、おしつけがましくないし、美化もされてない。そこがすごく気に入りました。私は気に入った作品ほど、原作が好きだったのにアニメをみたらがっかり、とか、そういうのが怖いので(アニメは別物とわりきれない)、多分アニメは見ないでしょう・・・

 

プラネテス(1) (モーニングコミックス)

プラネテス(1) (モーニングコミックス)

 

 沙村広明

3.波よ聞いてくれ(現在1巻)

4.無限の住人(全30巻)

 

そもそも同作者のもので初めて読んだのは「トラウマンガ」(トラウマになるくらいグロい、または暗いマンガ)として有名な「ブラッドハーレーの馬車」。古本屋で安かったから何も知らずに買ったんだけど、読んでびっくりしました。でもグロいだけじゃない魅力を感じ、作者に興味を持って、購入した最新作が「波よ聞いてくれ」。こちらは「ブラッドハーレー」とは違って、コメディタッチです。北海道のローカルラジオの話。この作品のハイセンスさに感動し、ずっと彼の最も有名な作品である「無限の住人」を読みたいなーと思っていたんですが、先日、最初の3巻が無料だったので、読んでみて、はまって、全部買っちゃった

この作者の描く女の子は、本当にかわいい。ほっぺたがかわいすぎる。

 

波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)

波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)

 

 

 早く「波よ聞いてくれ」2巻でないかな・・・!

無限の住人」、映画化するみたいですが、主人公「卍」のこぎたない感じをK村さんに再現させるの・・・?

 

5.デビルズライン(現在6巻) 花田陵 ★★★★★

自分の中で「恋愛もの」としてとてもお気に入りの作品。

鬼、と呼ばれる吸血体質の人々が中心に描かれる、刑事ものです。

後述の東京喰種と共通点の多い設定ではあるんですが、

こっちのがマイルドというか、現実的というか。

極端に狂ってる人がいないだけ、話が地味ですが、味わい深いです。

いちおう青年誌に連載されてるんですが、主人公の刑事、安斎(鬼と人のハーフ)と、彼女のつかさちゃんの恋愛が可愛くて、きっと女性に人気なんだと思います。 

アマゾンのレビューを見たら、絵がちょっと不安定、という意見がありました。確かに絵の雰囲気が変わって「?」と思った事はありますが、基本的に絵がきれいなので私はそんなに気になりません。お若い作者さんのようなので、他の歴戦の作者さんにはない魅力と考えて、楽しみにしてます。

 

デビルズライン(1) (モーニングコミックス)

デビルズライン(1) (モーニングコミックス)

 

6.累(現在7巻) 松浦だるま ★★★★★

書くの疲れて来た!(笑)

それはどうでもいいとして、このマンガはすごいです。

圧倒的な演技力と美貌を持つ主人公の女優「累(かさね)」ですが、本当はものすごく醜い女の子。不思議な力を持つ「口紅」を使って、美人さんから顔を盗んで生きています。「口紅」の持つ因縁に巻き込まれて行くかさねちゃんたち・・・

ストーリーも絵もすごい!

 

累(1) (イブニングコミックス)

累(1) (イブニングコミックス)

 

 

7. 東京喰種 石田スイ ★★★☆☆

本編は14巻で完結、続編「:re」は現在5巻。

 有名なので説明は不要かもしれませんが、見た目は人と変わらないけど、人肉しか食べれない「喰種(グール)」たちのお話。ドイツ語のタンデムをしてくれた子が、ご多分に漏れず日本のアニメが好きで、彼と話すために読みました。ドイツ語でマンガも出版されてます。

確かに面白いんだけど(特に本編は)、続編「:re」に入ってから、登場人物が多すぎてわけわからなくなってきたことと、複数の「疑似家族」が描かれているのがちょっと食傷気味。

いや、家族を失ったからって、同じような境遇だからって、そんなに簡単に人は「家族」になれないでしょうよ・・・と思ってしまった。

あと設定が細かくなりすぎて私は覚えてられなかった。強さのインフレも問題なのかも?

東京喰種トーキョーグール:re 1 (ヤングジャンプコミックス)

東京喰種トーキョーグール:re 1 (ヤングジャンプコミックス)

 

 

8.亜人ちゃんは語りたい  ペトス ★★★★☆

時々うまれてくる「亜人」の女子高生の日常を描く。吸血鬼ちゃんとか雪女ちゃんとか出て来ます。気楽でかわいいマンガです。 

亜人ちゃんは語りたい(1) (ヤンマガKCスペシャル)

亜人ちゃんは語りたい(1) (ヤンマガKCスペシャル)

 

 「青年誌」編でもう疲れた。

ほんとは1巻だけ読んでるやつとかまだあるんだけど、もういいや。

気が向いたら「少女マンガ」「少年マンガ」「書くの忘れてた」編をまとめたいとおもいます。