to do リストの習慣が身に付かない。
やらなきゃなー、でももっと切実にやらなきゃ!と思ったときでいっか。のくりかえし。
それで生きることができてるから、必要にかられてないんだろうな。
毎日のスケジュール管理とか、昔、頑張ってた時期はあったけど、
もうやんない、やらなくてもいい、って決めた瞬間にすごく楽になっちゃって、
それ以来この体たらくですよ。
今日はエアメールを出しにいって、
洗濯して、
部屋の片付けして、
英語とドイツ語の勉強して、
家計簿つけて、
ゆっくり料理でもするか。
あ、メールも何件かしないと。
いつかこういうテキトーな行き当たりばったり人生を後悔する日が来るのかしら。
「いつか」の幸せのために苦しい努力をして、
割と本当に苦しかったけど、
思ったより報酬が少なく感じて、
努力が厭になってしまった私は、
目先の「快適」をひとつひとつ追いながら生きていく今を、
積極的に変えたいとは思えない。
留学関連の情報を調べている時に、
ソフトバンクの孫さんの動画が評判が良かったので見たのだけど、
「1分1秒を惜しむように努力しなさい」(そんな感じの言葉)
という言葉に言いようのない胸の不快を感じた。
いや、逆境の中で家族の問題をとりあえず兄貴にまかせて留学して、
恩返しに絶対に成功してやる!と思って勉強したのは本当に偉い。
それで1代であんな巨大な企業を作っちゃうんだもんな…
昔は私も努力教信者だった。
それなりの結果は多分、出てた。
でも精神的な報酬がなくて、辛くて、努力が怖くなった。
2年くらい前まではよく、
「もう私は努力教信者に戻れないのかしら…」
って不安で泣いてしまう時もよくあったけど、
もはやそんな心配もしてないよ、今(笑)
才能のなさに、努力のなさに、嘆いて嘆いて自分を精神的に傷つけていた時より、
今の生き方の方が好きだと思うのは、
都合のいい自己弁護を無意識に行っているからかしら。
まあでも人生がいい感じかそうでもないかなんて、
本人が決めることなんだからそれでいいのか。
オーストリアを代表する心理学者、
ヴィクトール・フランクルの『夜と霧』を読んだはずなのに、
私のこのテキトーな人生観と言ったら!
- 作者: ヴィクトール・E・フランクル
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私が読んだのは新訳だけど、旧訳版にも挑戦したい。
それでも人生にイエスと言う、も読みたいけど、
アマゾンの評価が悪すぎて悩む。