死ぬまでにしたいいろんなこと

墺太利(おーすとりあ)滞在6年

スイカと素麵しか食べてないぞここ1週間

サハラ砂漠からの熱波の影響で、連日35℃超えのウィーン。

 

食いしん坊の私も流石に食欲をなくす・・・というか、料理をするのが暑すぎ&だるすぎて、すぐ茹でるだけのそうめんと、切るだけで食べられるスイカばかり食べてます。

 

あとは、水分とカロリーをいっぺんに取るためにオレンジジュース。

 

この暑さを言い訳にいろんなことをサボっているわけですが、

これから夏本番、多少、この猛暑はやわらぐとしても、暑いことには変わりないので、

早めにモチベーションと毎日のルーティーンを立て直さないといけません。

 

でもとりあえず、今は休みが欲しいかな・・・

夫のいない休日

久々にひとりきりの休日。

 

夫は出張でいない。

 

朝、珍しく目覚ましの音で目を覚ます。

携帯の画面に、病院の予約、と表示されている。

(普段は休日に目覚ましはかけない)

 

数週間前に突然、首のリンパ節が腫れて、かかりつけ医に行き、特に心配なさそうだけど念のため、と超音波検査の予約を入れられてしまったのだった。

案の定、数週間経った今では腫れはすっかりひいて、触ってももうどこだったかわからない。

 

夫とその家族を、夫が子供の頃からずっと診ているというそのおじいちゃん先生は、心配性で、何かあるとできうる限りの検査をMAXで注文してくれるのだ・・・

 

ここ最近うだるように暑いウィーン。シャワーを浴びて、キッチンで水を飲みながら、ぼーっと今日の予定を考える。

 

検査が終わったら、買い物に行こう。

暑いから、サラダ。タンパク質が足りていない気がするから、鶏胸肉も買おう。

お素麺を食べたくなると思うから、薬味用のネギも。あと、プリンを焼きたいので卵と Schlag Obers (生クリーム)。

 

適当に顔と腕に日焼け止めクリームを塗ったくり、ちゃちゃっとアイメイクと眉毛を描いて出発。

 

検査は、予想通り、なんともありませんね、ということで、かかりつけの先生に渡す写真が入ったでっかい封筒を渡されて、ものの30分ほどで帰路に着いた。

 

さて、夫がいないと、どうにも料理をする気がしない。

スーパーで買った1/4カットのスイカを食べながら、もうめんどくさいからチップス食べて寝ちゃうか・・・などと考える。

流石にそれは体に悪すぎるので、余力を振り絞って、買ってきた鶏肉で Backhendlsalat を作る。要するに、鳥の唐揚げが乗っかっただけのグリーンサラダです。

 

これから、洗濯とか、洗濯とか、洗濯とかしなきゃいけないんだけど、

もう、何もかもがめんどくさすぎる・・・

 

いつもなら、私が何もかもがめんどくさーい!と言い、夫が、君は休日なんだから、何もしなくていいんだよ、と答える。

それでちょっと「何もしないわけには・・・」という心が、ほんの少しだけ生まれ、それが私の家事の原動力になっていたのだと、気づいた。

 

すっかりひとりでは生きていけなくなってしまった。

いや、生きてはいけるけど、休日にひとりは、さみしすぎる。

日本の両親からの小包

先日、日本の両親から小包が届いた。

 

私が出張中に届いたので、夫が受け取った。

律儀な夫は、

「君が帰ってから一緒に開けよう」

などと電話してきたが、

私の両親のことである、早めに冷蔵庫に入れるべき食品なども入っているに違いない。

そこで夫に一人で開けて、然るべきものは冷蔵庫に入れるように指示した。

 

案の定、個人商店の手作りフレッシュわさびのチューブが入っていた。わさび大好きな夫のために、わざわざお取り寄せしたらしい。あと、ネットでしか買えないピスタチオわさびも大量に。

さらに、日本のぶどう味の香料が大好き❤︎な夫のためと思われる、大量のグミ。

(全部ぶどう味。種類は全部違う)

 

我が両親よ、どんだけ夫が好きなんだい。

 

電話で夫に、他に何が入っていたか確認すると、

「これは君のだと思うけど、イカの形したスナックが大量に・・・

 

 

なとり いかフライ 5枚×10個

なとり いかフライ 5枚×10個

 

 

 

思い出した。先月、電話した時に、何が食べたいか聞かれて、特に思い浮かばなかったので、その時偶然食べたかった、イカフライスナック、と答えたのだった。

 

今、そのイカフライを食べながらこのブログを書いている。

目の前に、常人がおそらく1年で食べる分くらいのイカフライが置いてある。

(ソフトタイプ、ハードタイプと揃えてある)

 

まあ、食いしん坊の私のことなので、1ヶ月くらいで食べきると思いますが・・・

 

日本の食べ物が入った小包を海外で受け取るのは、ことさら愛を感じます。

若干オーバーヒート気味

五月はずーっと仕事してた感じでした。

やっとそれが先日落ち着いて・・・

 

気づいたらオーバーヒート気味というか、ここ2日ほど、もう、日課の語学やストレッチもやる気にならない状態にまで陥ってました。50日以上毎日続いていたのに!

 

たくさん眠ってはいたので、そんなに体調が悪い、という感じはないのですが、スパに行くとか、美術館に行くとか、何か精神的な潤いを至急必要としているような。

 

ブラチスラヴァとか、ブダペストとか、近隣小旅行を計画するのもいいかもしれない。

 

休日の昼寝に思うこと

昼寝から覚めたらものすごいいい気分だったので忘れないうちにそれを書こうと思う。

 

休日の昼寝ほど贅沢なものはない。

 

正確にいうと、休日に昼寝して罪悪感を全く感じずに目覚めた時の爽快感といったらない。

 

私は仕事の日は全く家事をしないので、必然的に休日にまとめてやることになるのだが、

基本的には家で仕事をしている夫がやってくれるので、

私は自分の洗濯物をするくらいで済んでいる。

 

これが本当にありがたい。

 

もちろん家事の他にも、語学やらなんやら、やったほうがいいことはたくさんある。

 

前はそういうことをせずに寝てしまった自分を責めて、あまり気持ちよく昼寝から覚めることができなかったが、

 

今は仕事は頑張っているし、語学も最低限のノルマを決めて、それはいつも朝には終えてしまっているし、

なんというか自分に対する信頼感が増しているので、

(ちょっと昼寝したくらいで、どうこうならんだろ)

それが昼寝のクオリティを格段に上げた要因だと思う。

 

たかだか昼寝でたいそうなことを書いているような気もするが、

とにかく、私はとても恵まれていて、幸せだ!と叫びたくなるような気持ちで目覚めたので、忘れないうちに、書いておきたかった。

意外と聞かれるプライベートな質問

この間、何かの折に「こんな発言をしたら欧米では大問題になりますよ!」みたいなリストを見たんですが、その中に、むしろヨーロッパではよく聞かれるけど日本ではほとんど聞かれなかったことがあったので、それについて書いてみます。

(米ではまた違うのかもしれませんが)

(私個人の経験であって、別の地域や国、業界によって違うのかもしれません)

 

それは「子供を作る予定」です。

 

結婚しました〜、と職場で報告(といっても個々に会った時についでに)した後、

けっこうな確率で「おめでとう!子供の予定は?」と聞かれました。

そこそこ親しい間柄の同僚だけでしたけど、100人弱社員がいて(全く絡まない人も含む)、10人には聞かれたかなあ。

 

結婚前も、普通の世間話中に、

「子供は欲しいの?」

と聞いてくる人も結構いました。

 

結婚してしばらくたった今も世間話のついでに聞いてくる人、います。

(むしろ定期的に聞いてくる人が数人いるような・・・笑)

 

まあ、全体的に若い会社で、社風もものすごいフランクですし、

(全員 duzen(※) です)

同僚というよりは友達って感じになっている同僚がたくさんいるので、

(日本と違って休み時間しっっっかりありますので世間話もしっかりします)

友達からの質問、と考えたら、まあそんなにはおかしくないのかもしれませんが。

 

ちなみに私の少ない友人たちは100%聞いてきました笑。

 

私は全然嫌な気持ちにならなかった、というのも追記しておきます。

 

聞いてきた人たちは、彼ら自身のことについてもオープンで、お互いの身の上話とかもするような間柄なので、これはお国柄、土地柄というよりは、個人の性格や相互の距離感によるものかもしれません。

ただ、傾向として、東欧系の人たちは、家族の繋がりをより重視するためか、よくこの手の話になりやすい気がします。あとはイタリア人とスペイン人もそんな感じがします。傾向と言えるほどたくさん知り合いがいないのでわかりませんが。

 

※ちなみに duzen というのは、ドイツ語では英語で言うところの you に2種類ありまして、親しい間柄では du 、距離のある間柄では Sie を使います。duzen とは動詞で、du を使って話す、という意味です。

たとえ上司と部下でも、どちらか一方が du で一方が Sie を使うということはなく、duzen なら双方 du を 使います。ここら辺が日本語のいわゆる「ため口」と少し違うところです。

Sie を使っていればとりあえず礼儀正しいかというとそんなことはなく、相手によっては変な距離を感じさせてしまって、かえって失礼ということもあります。

業種によっては全員 siezen みたいなこともあるそうです(夫いわく)。

ネイティヴにはかなり判断が難しい案件です。 

 

 

仕事の今後

私の仕事の新年度は夏休みの後、始まるのだが、

それに向けて、近頃、上司とのミーティングや希望調査などがあった。

 

来年度はもう少し新しいことや、希望していたポジションに進めるのかと思いきや、

今年の仕事がとても良かったので、そのままの君でいてほしい的な感じだった。

 

なんだかなー。

 

なんとか自分の希望する仕事ができるように、これから少し政治的な行動を取らないといけないのだが、

私、あまりそういうのが得意でないし、気が重い。