死ぬまでにしたいいろんなこと

墺太利(おーすとりあ)滞在6年

クリスマスマーケットしか冬の楽しみがない私のおすすめマーケットグルメ

私はオーストリアの冬が辛くて仕方なく、ほぼ引きこもりになってしまうので、もう、何かと理由をつけては友達や夫を誘ってクリスマスマーケット(Christkindlmarkt)に行くことにしています。今年だけで、もう、4回、場所を変えて行きました。

 

そんな私のお気に入りのクリスマスマーケットグルメを紹介します。

(ドイツ語の読み方をカタカナで書いてありますが、発音が正確に表現できていないので気になる人は、調べてください)

 

Ofenkartoffel

(オッフェンカルトッフェル)

ものすごい大きなじゃがいもをオーブンでフカフカに焼いて、十字に切れ目を入れたところに、具を乗っけてくれます。トッピングはサワークリーム、ネギ、ハム、チーズなど。このあいだ行った、町外れの植物園のマーケットでは、スモークした魚のトッピングがあって、それがめちゃくちゃ美味しかったです。街中の有名なところでは魚バージョンは見たことがありません。

大きいのでできれば誰かとシェアした方がいいと思います。

 

Kartoffelpuffer

(カルトッフェルプッファー)

千切りしたじゃがいもを油で揚げたしょっぱいパンケーキです。お好みでニンニクの汁をかけて食べます。私はたくさんかける派です。

 

Schokoladen-Obst

(ショコラーデンオプスト)

フルーツのチョコがけ。日本のお祭りのバナナチョコみたいな感じです。中のフルーツはいちごやぶどうなど。私のおすすめはぶどう。

 

Bauernkrapfen

(バウアーンクラップフェン)

農家風ドーナツ、という意味です。普通の Krapfen(イーストの揚げドーナツ)はまんまるで中にジャムが入っていますが、この農家風 Krapfen は真ん中がくぼんだ平べったい円盤型で、凹んだところにお好みのジャムやソースをかけてくれます。私はいつでもオーストリア名物あんずジャムですが、チョコソースとかもあって、おいしそうです。しょっぱいほうがいい人には、ザワークラウトを乗っけてくれるところもあります。

真ん中のへっこんだところはもちもち、外の膨らんだところはフカフカです。

 

Langos

(ランゴシュ)

ハンガリーの揚げパンです。ウィーンの屋台で見かけるものは、たいてい平べったくて大きいです。そしてまたもやニンニク味です。にんにくソースはつけるかどうか聞いてくれます。つけたほうが美味しいと思います。ソーセージを巻いたアレンジもよく見かけます。

 

Gebrannte Mandeln

(ゲブランテ・マンデルン)

キャラメリゼされたアーモンドです。出来立てはホカホカしていて最高。冷めても美味しい。同じ屋台で、他のナッツも売っていることが多いです。

 

Heiße Maroni

(ハイセマローニ)

焼き栗です。冬はクリスマスマーケットでなくても、町中いたるところに焼き栗の屋台が出現します。はっきりいって、すごく美味しい!というわけではないのですが(個人の感想です)、これを食べると冬がそんなに悪いものでもない気がしてくるので、ついつい買ってしまいます。

 

Punsch

(プンシュ)

温かくて甘いアルコール飲料です。オーストリアではラムが入っているものが多い気がします。私のおすすめはBeerenpunsch、ベリーのプンシュです。同じくらい有名な飲み物にGlühwein(グリューワイン)がありますが、私は強すぎるシナモンやクローブの香りが好きではないので、飲みません。スパイシーなのが好きな人にはいいと思います。まあでも、場合によってはPunschにもがっつりスパイスが入っていたりもしますが、Beerenpunsch はベリーの味が強いので、ごまかされてる気がします。

アルコールが苦手な人は、子供用のKinderpunsch (キンダープンシュ)を頼みましょう。

また、プンシュは屋台によって味が違うので、人の出入りが多い人気の屋台で買ったほうが無難です。入り口すぐのところにある屋台はハズレが多い気がします。

 

Jagertee 

(ヤガテー)

「狩人のお茶」という意味の飲み物で、ラム酒と紅茶のミックスです。お砂糖を入れて飲みます。個人的にはプンシュよりスッキリしていて飲みやすい気がします。体をあっためるパワーはすごいですが、ラム酒が結構入っているので飲み過ぎに注意してください。 

Punsch, Glühwein, Jagertee などの飲み物のカップは持ち帰ってもいいし、返却してデポジットをもらってもよいです。

 

その他注意

 

人が多いマーケットではスリも出るそうですので気をつけてください。

超寒いので防寒はしっかりと!周りの現地人が普通のジャケットとかでも信用してはいけません。私はスキーに行くくらいの感じで着込んでいかないと、寒くて楽しめません。

カードはたいてい使えないので現金を持って行きましょう。

トイレの場所を確認しておくといいと思います。

 

 

 

ミッドライフクライシスってやつかもしれない

ここ最近、ずっと夢見が悪い。

 

夢の内容は、高校やら大学やらの同窓会に出て、自分が相変わらず周りに比べて、

ダサかったり、イタかったり、賢くなかったり、稼げてなかったりして、

落ち込む、という感じ。

あとは、同僚に自分がやりたかった仕事を取られたり。いずれにしろ悪夢。

 

普段から心配してることが思いっきり夢に侵攻している感じ。

 

今やってる仕事は、楽しいし、精神的にも肉体的にも健康的だし、仕事の割にお給料はちゃんともらえていると思う。

 

ただ、現地の人にしてみれば、学歴も特殊な資格も必要ない仕事である。実際私の同僚も大学には行っていない人が多い。

私の雇用主としては、EUでは公的に通用しないとはいえ、日本で高学歴で資格もある私は、それなりに信用できて使い勝手のいい人材なんだろうと思う。もしこれがEUの資格ありの人間だったら、もっとお給料払わないといけないし。

 

それは本当に、全然問題ないことで、むしろ海外で就労できてラッキー、くらいに思っているし、自分の今の生活に没頭していれば何も悩むことはないのだけど、たまに日本の友人の近況や、EUで同等の資格を持っている人たちの境遇を知ってしまうと、途端に無意識のうちに他人と比べて、それが夢に噴き出してくるようだ。

 

日本の友人も、こちらの大学での同僚も、どんどん出世して、偉くなり、部下をたくさん持ったり、独立したりしている。もちろんそうじゃない人もいる。

 

私にとっては、仕事だけが人生の全てじゃない。最近、仕事以外の時間を大切にするために、仕事ができるようになった。それはとても嬉しいことだと思っている。

 

 

また、他人と比べるのは大抵ダメな方向に行きがちだが、全く比べないのもまずいと思っていて、バランスの取り方がいつになったら上手くなるのか、不明。

 

とにかく今は、仕事のかたわらお金をかけずにできる語学を頑張っているが、語学は成果が出るまで時間がかかるし、自分では実感がない。

 

 ただ、何かを努力している、という自信が、次の展開につながることを信じたい。

 

 

 

初冬のある日の記録、Christkindlmarkt

先日、仕事終わりの夫と待ち合わせて、クリスマスマーケットに行くことになった。

 

ここ数日のウィーンはめっきり冷え込んで、みぞれだの雪だの雨だのが毎日降っていて、朝から晩までどんよりと暗く、じめじめして、つまりウィーンの冬の通常営業が始まっただけなのだけど、

だからウィーンの冬が苦手な私は、とにかく外出する口実がいつも欲しくて、そんなことがなければ仕事以外は家にこもりっきりになってしまう。

 

その日も朝から空はねずみ色で、冷たい雨が降っていて、私は自分の足の冷たさで起きる始末で、夫と約束したことを早くも後悔した。

 

平日夕方の雨のウィーンは、観光客もいなくて閑散としている。

ミーティングが終わった夫と落ち合って、歩く。

 

ウィーンでは最大規模の市庁舎(Rathaus)のマーケットが一番近かったので、そこに行くことにした。地元民は「観光客しか行かないよ」なんて言うけど、ライトアップされた市庁舎はすごく綺麗だし、大きいツリーもあるので、私はけっこう好き。屋台もたくさん出ていて見応えがあるし。

 

お腹が空いていたので、人間の顔みたいに大きいジャガイモを焼いたものに、サワークリームをこれでもかと乗っけてある "Ofenkartoffel" をまず食べる。私はにんにく入りのサワークリームとハム。夫はセイヨウアサツキ入りのサワークリームとハム。

2人で一つでよかったかもしれない・・・というくらい大きかった。

 

お腹が満たされてもまだ寒いので、名物のあったかいアルコール(Glühwein とか Punsch)を買いに行く。ベリーのプンシュが美味しそうだったので、二人ともそれを頼んだ。

飲みながら屋台を冷やかして歩いた。キャンドルを入れるとウィーンの名物が浮かび上がるガラスの置物が、お土産物にしては結構きれいで、夫が日本に行く時とか、誰かへのプレゼントにいいかもしれない、と言い出したので、どの絵がいいか?とにらめっこする。

夫はモーツァルトがいいんじゃない?と言ったけど、私は妙にリアルなモーツァルトがなんかイヤで(真面目な顔したおじさんをじっと見たくない)、Sisi と宮殿とか、シュテファン大聖堂とかの方がいいよ、と建物推し。結局、市庁舎とオイゲン公(たぶん、夫いわく)に落ち着いた。

 

二人ともプンシュを飲み終わったので、カップを屋台に返してデポジットのお金をもらい、串刺しのフルーツにチョコレートをかけてあるやつを一つ買って、半分ずつ食べて、帰った。

お腹は満たされて、あったかいし、幸せな気分で帰った。

 

冬は毎年冬季うつで悩まされるので、こういうことの積み重ねが、重要。

自己紹介

新しく読者になっていただいた方が読みやすいかと思い、ブログを始めてからのことを、簡単に自己紹介としてまとめました。

 

やもりという名前でブログを2015年1月に始めました。

現在30代前半です。

(後半にさしかかるときにまだブログを続けていたらこの部分は更新します)

女性です。

 

理系の大学〜大学院で研究をしていた時に、

色々と大変なことがあり、

「やりたいこともぜんぜんできないまま、このまま死ぬのはいやだ」

と思ったことがきっかけで、

どんなちいさなことでも、

「やりたいこと」と「達成できたか」「その感想」を記録するために、

ブログを始めました。

 

「欧州留学」は最初、

その「やりたいこと」のリストのうちのひとつでしかありませんでした。

 

縁があって、オーストリア・ウィーンの大学に留学できることになり、2年弱、研究生としてお世話になりました。

 

留学生活の中でも「やりたいこと」を見つけ、努力をしていたところ、

「現地での就職」「外国人労働者としての滞在許可」も叶いました。

(現在では留学中にしていた研究とは全く関係ない仕事をしています。とても好きな仕事で楽しいですし、お給料にも今のところ満足しています)

 

信頼できる人を見つけて「結婚」することもできました。

ただ、結婚はそこからその関係が終わるまでの期間のことを「結婚」と呼ぶのだと思っているので「やりたいことが達成された」とは思っていません。

私か相手が死ぬ時または、何らかの理由で関係が終わる時に、悲しくとも「結婚してよかった」と思えた時が「達成」の瞬間なのではないか、と現時点では考えています。

(私が先に死ぬ場合は達成の瞬間を味わえないかもしれませんが)

 

話がそれましたが、そういうわけで、ブログのタイトルが「死ぬまでにしたいいろんなこと」になっています。

今は住んでいるオーストリア・ウィーンのこと、そこで感じた文化の違いや言語学習に関すること、あとはただの日常を書いています。タイトルを変えたほうがいいのかとも思いましたが、気に入っているのでそのままにします。

 

好きなことは料理(特にお菓子作り)と旅行です。読書も好きですが日本にいるときほどしなくなってしまいました。

悩みの種はいつもドイツ語や英語、コミュニケーションに関する自分のつたなさです。

 

よろしくどうぞ。

 

 

 

 

 

追記

こちらの記事に追加。

 

 

yyyamori.hatenablog.com

 

携帯ポットを強くおすすめする理由がもう一つありました!

それは「簡易湯たんぽ」を作れること。

 

こちらのホテル、空調がセントラルヒーティングで、個室で管理できないことも多いです。それがあったかければいいんだけど、私には寒いことが多い。また、部屋にラジエーターがあるタイプでも、ラジエーターがゲストが来るまで切ってあったりすると、夜、もう疲れてて寝たいだけなのに寒すぎて眠れない!ってなることがあります。

(もう少し早い時間だったり、元気ならバーに行って飲み物飲みながら部屋が暖まるのを待つ・・・なんて優雅なこともできますが)

 

 そういう時に、空のペットボトルにお湯を入れた簡易湯たんぽをベッドに入れると、

とりあえず眠ることができるレベルには暖まります。

 

注意する点は、あんまり熱湯を入れるとペットボトルが蓋を閉められないくらい変形するので、そこは多少加減しなきゃいけないのと、

(私はなるべく熱くしたいので蓋を閉められる程度の変形は許容しています)

 

エコなペットボトルだと、ペラッペラでありえないくらい変形してしまうので、

なるべくしっかりしたペットボトルを使いましょう。

 

私はいつも炭酸なしの水のペットボトルを空港などで買って常備しているのですが、

オーストリア・ドイツのペットボトル、特に炭酸なしの水は、日本の「いろはす」みたいに、薄いものが多い印象です。

 

本当に作る人がいるかはわかりませんが、

ホテルの部屋がどうしても寒い時は、自己責任で、火傷に気をつけて試してみてください。

EU内ホテル滞在に便利だと思う物リスト

オーストリアとドイツ、そのほか近隣の国で仕事・プライベート含め月1回以上はホテルに泊まる私が、個人的に意外だけど必須!または便利!と思うグッズを紹介します。

 

ルームシューズ

こちらのホテルは板敷の床が多く、絨毯の床は少ない印象です。素足だとかなりひやっとします。以前、寝る前にベッドでくつろいでいる時に、トイレに行く際、いちいち靴下を履くのも面倒で、素足で移動したところ、たったの5分で足先から冷えが体に回り、寝付けなくなったことがありました。それ以来、必ずユニクロのルームシューズを持参しています。素足で履いてもあったかいし、スーツケースがぎゅうぎゅうでもへこたれないし、ホテル内なら少々出歩いても大丈夫な感じなのが気に入っています。

 

湯沸しポット

日本だと結構安めのビジネスホテルでもお茶セットがついてることが多いですが、こちらではそれなりにいいホテルじゃないとありません。運がいいとネスプレッソとか類似のコーヒーマシーンが各部屋にあったりしますが、稀です。私は今はオーストリアで買った小型のポット(↓は以前使っていた物)に、お茶や使い切りパックのはちみつ、プラスチックのスプーンを入れたプラスチックのジップバッグをさらに入れ子にして、容量を減らしてもって行ってます。ホテルのフロントでコーヒーを売ってたりしますが、高いし、私は夜は時間があればお茶をゆっくり飲みたいので、必需品です。

 

カシムラ [海外国内両用] 湯沸かし器 ワールドポット2 (0.4L) TI-39

カシムラ [海外国内両用] 湯沸かし器 ワールドポット2 (0.4L) TI-39

 

 

 

シャンプー・コンディショナー

EUのホテルは基本的にアメニティは日本ほど充実していません。ビジネスホテルだとシャワーブース内に髪の毛と体兼用のシャワージェルがあるだけ、というのが一番多いです。一応髪の毛にも使えると書いてありますが、キシキシすることが多いので、シャンプーは自分の使っているものを持っていくことにしています。コンディショナーはまず備えられてないので、必要な人は必ず持っていかないと後悔します。

 

電気の延長ケーブル

古いホテルだと、ベッドサイドにコンセントがないことがたまにあります。私は携帯のアラームで起きているので、枕元で充電できるようにしています。念の為、超小型の目覚まし(電池式)も持っています。まあ、いつも時間になると勝手に目が覚めちゃうんですが・・・

 

以下は余裕があれば、もしくは必要があれば持っていくもの、以前は持って行っていたものです。

 

ヘアドライヤー

ここいらのホテルのドライヤーって出力がしょぼいやつが多い印象です。

(それは日本も同じかもしれない)

たまに、部屋にドライヤーがない、っていうホテルもあります。大抵はフロントで無料・または有料で貸し出していますが、誰かが借りていたりすると待たなきゃいけないし、仕事でヘトヘトで部屋に戻って、シャワーを浴びて、あ、ドライヤーないんだった・・・ってなってからフロントに取りにいくのすごい面倒です・・・

なので、どうしても髪の毛をバッチリ乾かしたい人は、自分のドライヤーを持っていきましょう。

私は前は持って行ってましたが、最近は荷物が多いのが面倒なので、ドライヤーがないときはタオルでめっちゃよく拭いて三つ編みにして眠ることにしてます。とりあえずこれで風邪は引きません。次の日髪の毛にものすごい変なウェーブがかかりますが、お団子とかにしちゃえば気になりません。ていうかもう、誰も気にしてませんよ、私の髪型なんか・・・

(日本より外見に無頓着な人が多いです)

 

金属ハンガー

Tシャツなど洗う必要がある時、冬場は部屋のラジエーターにハンガーを引っ掛けて乾かすと乾燥が早く、匂いもしないし部屋の加湿にもなっていいのですが、こちらのホテルのハンガーは、盗難防止のため、壁にかけるフック部分がないものが多いです。ãããã« ãã³ã¬ã¼ çé£é²æ­¢ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

 (こういうやつ)

 

なので、シャツなど形を崩さないで洗って干したいものがある時は金属ハンガーを折りたたんでいくつか持って行くと便利です。

 

他に

日本だと結構当たり前にある歯ブラシもないので、持って行く必要がありますが、これは有名な話なので書きませんでした。あと、歯ブラシやらクシやらカミソリやら、必要なものを忘れた時は、物は試しと思ってフロントに聞いてみてください。有料のこともありますが、意外と無料でくれることも多いです。

 

結婚してもうすぐで一年

らしい。らしいというか、実際そうなのだけど。

 

というのは、夫に先日言われて、気がついたから。

 

その日、休みの予定の話をしていた。1月に二人とも少し休みが取れそうなので、週末もくっつけて小旅行をしようということになった。

そしたら夫が「じゃあ結婚1周年記念は旅行先でむかえることになりそうだね」と。

それで気づいた。

 

それで、そこからこの1年どうだったか?というプチ反省会?のような感じになり、

ふたりとも結論は

"so weit, so gut"

(=とりあえず、今のところ、いいかんじ)

だった。

 

私の今までの結婚生活の総合的な感想は、

 

だんだん相手の「間合い」がわかってきて、

深入りできるところは思い切ってできるし、

深入りしても意味ないな、というところはほっとける余裕ができた。

 

夫といるのはとても楽しいし、安心できる。

 

夫も、一応、同じ感想らしく

(本心は知らないけど)

(知る方法もないけど)

 

「できるだけ長く、こうやって楽しくすごしていけるといいね」

と言った。

 

正確には、

 

hopefully, many many years

 

と言った。

 

それが日本語の「ずっと」よりもっともっと具体的で、

一緒にいられる時間に限りがあることを思い知らされて、

"many years" があと何年なのかわからないけど、

でも可能な限り長い間、健康で、なるべく楽しく、平和に、一緒に、暮らしていけるといいな、と思ったら、

どうにも切なくなってしまった。

 

時々、違う言語で語られることによってハッとする経験があるけど、

(私の場合は英語とドイツ語)

今回はかなり印象に残った。