死ぬまでにしたいいろんなこと

墺太利(おーすとりあ)滞在6年

私の好きなカクテル

今日は久々にアルコールが飲みたくなった。

私は飲み会(レストランでの食事含む)以外はまったく酒を飲まないので、家でこういう気分になると、

飲みたいものが家にないので困る。

夫が常備している酒は私の好みでなかったり強すぎたり・・・。

 

 

酒に弱くて、しかも味もそんなに好きじゃない私がこの時期飲み会でよく頼むのは、

HUGO(フーゴ)というやつ。

 

これは、スパークリングワインをベースに、

(プロセッコかゼクト

ホルンダーシロップ(英語だとエルダーフラワー、ニワトコの花のシロップ)と、

お酒に弱い人はさらに炭酸水、

仕上げにミントの葉とライムが入ったカクテルで、

まあこれが非常に飲みやすい!

 

お酒に弱い人は炭酸水多め、もしくはワインなしで炭酸水だけにして、ただのホルンダーソーダにしてもらってもおいしい。そして見た目が同じなので周りにばれない。

作り方も簡単なので、お家でも作れる。

ストローでミントとライムを潰して飲むとさらにリフレッシュ感が増す。

(お行儀的に正しいかどうかは知りません)

 

残念なことに、今日はスパークリングワインは我が家になかったので、

(ミントもライムもなかった)

おうちフーゴはできなかった。

 

かわりにベイリーズを飲んでるけど、なんかちがうんだよなあ・・・

(冬の飲み物な気がする)

 

 

 

サッカー日本代表勝利と、あんまり関係ないようでちょっと関係あったオーストリア

朝起きて、隣を見たら夫も起きていて、

私は今日は仕事が休みなので、こんなに早く起きてもったいないな、と思っていたら、

夫がもう眠れないから朝ごはんでも食べてテレビ見ながら寝落ちを期待しよう、と言ったのだが、

私はお腹が空いていなかったので、彼だけ朝ごはんを食べて、二人でゴロゴロしながらテレビを見た。

 

それでも眠れないので、昼ごはん(私にとってはブランチ)の買い出しにスーパーに行き、あれこれと買って、部屋に戻り、夫はすぐに調理を始めた。

台所のラジオをつけて、時々調理を手伝いつつ、ときどき携帯をいじりつつしていたら、突然夫が歓声をあげたので、なんのこっちゃと思ったら、

「日本勝ってるよ!1−0だって!」とのたまう。

 

しばらくラジオを聞いて、ああ、ワールドカップのことか!と納得したが、私と同じで全くサッカーに興味がない夫にしては珍しい言動だと思い、それを指摘したところ、

「だって日本好きだし。コロンビアも行ったことあるし好きだけど、日本の方が身近だから応援したくなって」とのこと。

 

そんな夫を見たら、私も無関心でいるのがもったいない気がして、それからしばらくラジオを聞き入っていた。しかし、何の関係もない日本対コロンビアの試合の経過をラジオで放送してくれるって、オーストリアとはなんとフットボールが好きな国なのだろうかと感激し、放送もどの国に対してもリスペクトを感じる内容で、感心した。

 

余談だけれども、サッカー日本女子代表がワールドカップで大活躍した時も、オーストリアでかなり有名な新聞が、澤選手の記事を1面使って書いていて、なんというか、とてもスポーツに関してフェアなんだな、と感心したことを思い出した。

 

すぐに1-1になってしまい、私と夫はあーあ、とがっかりしたが、そんなこんなで昼ごはんが完成してしまったので、ラジオに聞き入るのは一旦中断。

 

ご飯を食べて、私は外出し、夫は家で仕事。

 

外出先から夜戻ったら、夫が

「日本、勝ったよー!」

と教えてくれた。

 

というわけで、全然サッカーに興味ない輩に言われても嬉しくないとは思うのだが、

日本代表のみなさん、おめでとうございます。

 

キャンプ地(?)がオーストリアインスブルックだったというのは父から新聞記事のリンクがLINEで送られて知っていて、

ああ、あそこはお天気がいいからね、とだいぶ前に夫と話したことを思い出した。

そんなこんなで、少しの間だけ、にわか日本代表ファンになった夫婦でした。

 

 

ウィーンでアイスを注文する方法(ドイツ語で)

ウィーンは春から夏の移行時期。時には30℃近くなることも。

なので今からシーズン真っ盛りのアイスの話を。

 

ウィーンにはたくさんアイス屋さん(アイスサロン=Eissalon)があって、

誰しもお気に入りのアイスサロンがあるものです。

 

かくいう私も、夏場は1食抜いてでも連日アイスを食べるほどのアイス好き。

 

 ウィーンに来て、ドイツ語もまだままならなかった頃、

お気に入りのアイス屋さんが英語を話さないので、

他の客を観察して、見よう見まねでドイツ語で注文したおかげで、

その後、スーパーやパン屋さんでもドイツ語で注文ができるようになったのでした。

 

ということで今日はアイスを注文する時のドイツ語を紹介。

ちなみに発音は無理やりカタカナにしているので正確ではありません。

 

1、注文をする前に!

 

ウィーンで人気のアイス店は夏場はよく行列ができます。

ただし、ウィーンの行列は日本の行列みたいにお行儀よく並んでいないことが多いので、(むしろ人だかりと言ってよい)

自分の注文が決まったら、店員さんに「決まったわ!注文いいかしら!」というアピールをしなければなりません。そうじゃないとどんどん他の人にとられます。

コツは「注文決まったぜ!」という顔で、店員さんとバッチリ目を合わせること。

 

2、コーンかカップか

 

さて、店員さんに無事認識され「Bitte!」=ビッテ!(この場合は「注文どうぞ!」の意味)と言われたら、まずどんなスタイル?で食すのかを伝えます。

 

コーン=Tüte(テューテ:このüはウの口でイーというと出る発音です)

カップ=Becher(ベッヒャー)

ワッフル=Waffel(ヴァッフェル)

ワッフルコーン=Waffeltüte(ヴァッフェルテューテ)

 

それぞれの単語の前に「Eine=アイネ」をつけると「ひとつ」という意味になります。

二つ以上頼みたい人はドイツ語の数の数え方を自分で調べて下さい・・・

 

ちなみにウィーンっ子はリットル単位で頼み、発泡スチロールの容器にたくさんのフレーバーをぎゅうぎゅうに詰めてもらって、お家に持って帰って食す猛者がたくさんいますが、私は味が混ざるのがキライなので、やりません。

 

3、フレーバーはいくつか

 

フレーバーのことは Kugel(クーゲル)とよび、これは「玉」という意味です。なので、正確にはフレーバーというか、何玉欲しいかを伝えます。

Kugel の前に 前置詞 mit=ミット(with)と数をくっつけます。

 

4、どのフレーバーが欲しいか

 

これはもう、名称を連呼するだけなので簡単です。

お店によって同じフレーバーでも全然味が違ったり、ユニークなフレーバーをおいていたりするので、ちがうアイスサロンをいろいろ訪ねて食べ比べするのも楽しいです。

以下にベーシックなフレーバーと、私の好きなフレーバー、日本だとあまりみかけないフレーバーをご紹介。

 

バニラ=Vanille(ヴァニレ)

いちご=Erdbeer(エアトベーア)

チョコ=Schokolade(ショコラーデ)

マラガ=Malaga(マラガ。ラムレーズンぽい。でもラムじゃなくて別のお酒らしい)

ピスタチオ=Pistazie(ピスタツィー)

かぼちゃの種オイル=Kürbiskernöl(キュルビスケルンウル。変り種だけど私は好き)

ケシの実=Mohn(モーン)

ヘーゼルナッツ=Haselnuss(ハーゼルヌス)

くるみ=Walnuss(ヴァールヌス)

マジパン=Marzipan(マージパン。アーモンドの風味がおいしい)

ブルーベリー=Heidelbeer(ハイデルベーア)

ラズベリー=Himbeer(ヒンベーア)

ココナッツ=Kokos(ココス)

ラファエロ=Raffaello(Ferrero社の同名のココナツ、アーモンド、ホワイトチョコからなるチョコレート菓子が入っている。)

ストラチアテッラ=Stracciatella(ミルクアイスに薄いチョコレートのかけらがいっぱい入っている)

 

というわけで、例文として「コーン、フレーバー三つ、チョコとバニラといちご」を注文すると

 

Eine Tüte mit drei Kugeln bitte, Schokolade, Vanille, und Erdbeer!

(アイネ テューテ ミット ドライ クーゲルン ビッテ、ショコラーデ、ヴァニレ、ウント エアトベーレ!)

 

という感じになります。

 

私は食べ歩きに便利なコーンが好きで、たくさん食べたいのでいつも3つフレーバーを頼むのですが、

小さいコーンに3つ以上フレーバーを頼むと、真夏は溶けてダラダラ落ちてくるので、

自信のない人はちょっと高いけどワッフルコーンを頼むのがオススメ。

もしくは大きいコーン=Große Tüte(グローセテューテ)といえば、だいたい理解してくれます。

 

もしウィーンに来てどうしてもアイスをドイツ語で注文したい人は試してみてください。

 

 

ちゃんぽんな日本語:ソロ納豆

最近オーストリア人の夫が開発したおもしろちゃんぽん日本語を紹介したい。

 

それは

 

『ソロ納豆』

 

である。

 

使い方は、炭水化物ダイエット中で納豆は食べたいけど白いごはんは食べたくない時などに、納豆だけで食べる時に使う。

 

例)

「朝ごはん何食べる?」

「納豆!」

「じゃあごはんあっためよう」

「いや、僕はソロ納豆で!」

 

という風に使う。

 

ちなみにごはんと一緒に食べたい時は、

「納豆 mit Reis」=納豆 with rice

と言う。

 

そして私がごくたまにやる贅沢、ごはん一膳に対し納豆2パックを食するスタイルを、

「Doppel 納豆」=ダブル納豆

と言う。

 

流行らないかな、『ソロ納豆』

 

 

たかが食べ物、されど

今日は余ったいちごにお手製のジンジャーシロップを少々と、

アーモンドミルクと豆乳を入れて、

スムージーにして飲んだ。

 

yyyamori.hatenablog.com

 

 

yyyamori.hatenablog.com

 それで、ふと豆乳のことで思い出したことがある。

 

ベジタリアンの多いオーストリアでは、

豆乳や豆乳ドリンク、アーモンドミルク、ライスミルクなどが、

牛乳の代替としてスーパーで普通に売られている。値段も高くない。

私は乳製品が苦手なので、日本にいた頃から好んで豆乳を飲んでいた。

 

ある日、私が仕事場で休憩中に同僚と豆乳ラテかなんかを飲んでいたら、

若い女の子の同僚がそれを見て、

「私、豆乳大嫌いなの!臭いし変な味がするし、いちど試してみたことあるけどオエッて感じでホント無理だった!気持ち悪いから私は絶対飲まないわ!」

みたいなことを言った。

 

私はつくづく反応に困り、

え?飲むなってこと?そんなに臭いする?とも思ったが、

別に彼女は私を攻撃したいとか、臭いがするから飲むのをやめさせたいとかいうわけではなく、

会話を続けたいような雰囲気である。

 

私は「へー、そーなんだー」とあいづちをうっただけで、あとは彼女が他の同僚に自分の食生活(ベジタリアンだが好き嫌いが多くて苦労しており、豆乳は気持ち悪いがアーモンドミルクは超好き、など)をとうとうと語るのをぼーっと眺めていた。

 

だって、私は誰かの好きな食べものに対して、そういうことを言う人間の思考回路が全く理解できない。

 

こういうこと、たまに経験する。

(前述の彼女は万事そういう傾向のある性格なので、もう気にしないが)

 

あと多いのが、私が日本人だということが前提でやってきて、

 

俺スシきらいなんだよね、生魚たべるとかありえないわー、きもちわるっ、とか。

 

別にさ、あなたがスシを嫌いで生魚えんがちょ、と思ってるのはいいんだけどさ、

それを好きだと公言している人(もしくは好きな可能性がある人)に向かって「おえー」とか言う必要はないだろう。

 

 こういう人たちに聞きたい。

君たちの会話のゴールはどこだ!?

 

さらに不思議なのが、こういうひとたち、私個人を嫌いだとか、日本人が嫌いだとか、外国人が嫌いだとかいうわけでもないところ。いや、もしかしたらそうなのかもしれないけど。私が気づいてないだけかもしれないけれど。

 

もしかしたらジョークなのかもしれない。

私はそれを笑うべきなのかもしれない。

そうだよねー、信じられない食べ物だよねー、とか。

豚肉生で食べる君たちに言われたくないよっ、とか返しておけばいいのかもしれない。

でも、私はなんかそれができない。

 

俺さー、このあいだ納豆っていうのテレビで見たんだけど、

あんなもん本当に食うの??

 

って聞かれた時には、

 

うん。私は大好きだよ。でも日本人でも大嫌いって言う人はおおいから、やっぱり特殊な食べ物なんだと思うよ。

と普通に答えられたし、別に嫌な気持ちにもならなかった。

 

「きもちわるー」とか「おえー」とか、

そういう言葉は、やりすぎだと思うし、

質問じゃなくて言葉をなげっぱなしにしていくって、

「テロ」と一緒なのでは・・・と思った次第。

 

その国・地域のユニークな食べ物は、その国・地域の文化だし、食生活は個人にとっても文化であることが多いので、

私はひきつづき発言に気をつけようと思う。

 

 

(ただシュールストレミングに対して冷静でいられる自信はない)

 

 

苺の旬がやってきた

オーストリアのいいところ、

 

日本と比べて果物が安い!

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最近、スーパーでいちごが安くなってきた。

 

まだスペインからの輸入物が多いけど、

オーストリア産のものもある。これから国産がもっと増えるだろう。

 

500g のパックで3ユーロ出せば買える。

もっと安いのもある。

(6月になるともっと安くなるはず)

 

日本の苺みたいに粒ぞろいじゃないし、見た目はよくない。

味も当たり外れが大きい気がするけど、

少しお金を出せば粒ぞろいで味も濃い「プレミアム」とか表示されているものも買える。それでも日本より安いと思う。

ハズレだったとしてもスムージーとかにしちゃえばいいや、と思える、気軽な値段。

 

いちごが大好きな私としてはとてもうれしい。

 

最近は1パック買って、3日くらいかけて食べ、

余った分は豆乳やアーモンドミルクと、

適当にそのときあったフルーツとミキサーに入れてスムージーにして飲む。

 

パンケーキに添えたり、バニラアイスに添えたり、

おやつを豪華に見せるのにも最適。

 

オーストリアで自炊する人、

あまりレストランでの食べ物に興味がない人に特におすすめ。

 

ほかに、洋梨、あんず、ネクタリン、桃、平べったい桃も安くておいしい。

もう公式に休んじゃいなよ!って思う「窓の日」と「金曜日」について

(私が得ている情報は主に身近な人物からで限られていますので、

これが真実のオーストリアの姿とかではないです、皆さんご存知でしょうけど念のため)

 

別にディスりたいわけではないが、

(でもちょっと文句は言いたいw)

 

オーストリア人はよく言うと、

とてもリラックスしていて人生を楽しむ方法を知っているが、

悪く言うと、ほんと休める限り休もうとするw

(いや、もちろん働くの大好き!な人もいますけど、おしなべて、ってことで)

(私が日本とオーストリアしかしらないので日本との比較になります)

 

オーストリアでは飛び石連休の間の平日のことを、

Fenster Tag(フェンスターターク) = 窓の日

というのだが、

このFenster Tag を休日にして、連休をとる人がものすごい多い印象。

とくに役所!!あと病院!!

 

先日メーデー(火曜日)の前日に、用があって役所に行ったところ、

担当者不在ということで帰された。

家に届いたレターには、

「平日の何時から何時まで」と書いてあって、

4月30日もそれに含まれている、というのにだ。

(そして都合上その日にどうしても行きたかった)

 

同じような話は本当によく聞く。

 

で、実際公的機関で働いているオーストリア人の知人に聞いたところ、

「Fenster Tag はみんな有休取りたがるでしょ、そうすると役所って仕事にならない。自分だけ来ても担当者不在で処理したい書類が処理できなかったりで、開店(というか出勤)休業状態なんだよね。それでどうせ仕事になんないし俺も休もっかな〜、ってなるわけ」

とのこと。

 

今週なんてですね、

今日(5月10木曜日・キリスト昇天祭)が休日だから、

昨日は半分休日気分なわけです。

午後の早い時間から街は仕事を早く切り上げたとみられる人々で溢れかえっておりました。

で、明日の金曜なんて、絶対みんな働きたがらない。

 

もうそんなんだったらさ、最初から

「Fenster Tag は仕事しませんから来ないでください!」

ってしとけばいいのにね!

と思う。事務処理だけで受付業務の応対はしない、とかさ。

 

あとは金曜の午後の早あがり制度!

これは公的機関じゃなくてもよくあるのだけど、

金曜は勤務時間が短縮されて、14時までとか、企業によっては12時までとかになります。

で、この営業時間の直前に昼休みをぶつけて、早めに帰る人が多い!

受付時間内なのに、電話しても「担当者不在です」「お昼休みです」「もう帰りました」となること多々あり。

 

以前わたしの夫が、金曜の受付時間は12時まで、とされている公的機関を金曜日の11時に訪れたところ、

受付嬢からは、担当者はお昼休みに行きました、とのお答え。

じゃあ、いつ戻るの?12時ちょっと前にまた来たらいい?と聞くと、

受付嬢、困ったように、

「あのー、お昼休みはお昼休みなんですけどー、受付は12時まででー、お昼休みは1時間ですからー」

 

訳=もう担当者帰っちゃいました、テヘ❤️

 

となったことがあるらしいです。

 

もうそんならさ、最初から「金曜は受付時間11時まで」にしとけばいいじゃんね!

なるべく仕事したくないのは別にいいんだけどさ、ホームページとかの営業時間、

正直に書きかえてっ。

 

こういうオーストリアのちょっとこずるいところ、好きなんだけど、ねえ・・・