死ぬまでにしたいいろんなこと

墺太利(おーすとりあ)滞在6年

昨日はバレンタインでした

昨日はバレンタインデーでしたね。

 

駅や街中にはバラの花を持った男の人(これから渡しに行く人)

バラの花を持った女の子(もうもらった人)

がたくさんいました。

 

花束も大きいのから、1本までさまざま。

 

日本と違って女性がチョコを作ったりしなくて済むのはいいんですけど、

男性から女性のみで、女性は受け取る一方っていうのは、

なんかちょっとさみしいですね。

 

そう考えると、悪しき習慣とまで糾弾されることもある

日本のバレンタインデー&ホワイトデーは、

相互コミュニケーションということで、

けっこう良いもんだな、と新たな魅力を発見した感じです。

折り紙始めます

今週のお題「新しく始めたいこと」

 

この間、気分転換のためにユニット折り紙をしました。

 

家に帰って、ご飯を食べて、さあ勉強するぞ、と思っても、

なんだか頭が疲れていて集中できなかったり、

なんとなく乗り気じゃない時に、

「もしかしたら折り紙で気分転換したらいいんじゃない?」と思い立ちまして。

 

折り紙はカラフルなので、癒しの効果も高そうだし、

手先の作業に集中するのって、瞑想みたいな効果がありますよね。

 

そして Kindle Unlimited でこちらの本を発見。

 

かならずつくれる ユニット折り紙 (実用BEST BOOKS)

かならずつくれる ユニット折り紙 (実用BEST BOOKS)

 

 

 

小さい頃、折り紙が大好きで、ユニット折り紙もよくやってました。

久しぶりにやってみたら、すごく楽しい!

すぐに二つほど、30個組の作品を作りました。

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一つ目は、元気になりたい気分だったのでビタミンカラーで。

小さな羽が飛び出しているのが気に入っています。

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二つ目は、優しい色合いにしました。

星型の色を揃えたかったので、

ユニット自体を2色で折っています。

結構手間でしたが、楽しかった。

 

折っても飾れるわけではないし、誰かにあげられるわけでもなく、

ユニットを30個せこせこ折ってる姿は若干狂気じみている感じもしますが、

(これを見せたオーストリア人の反応は、すげー!とアンタ大丈夫・・・?の二手に分かれました・・・笑)

誰になんと言われようとストレス解消効果は抜群。

 

これを機に、昔から大好きだった折り紙を、

また始めようと思っているところです!

今日の記録

今日はタンデムレッスンでした。

ウィーンは今日は雨でしたが、気温は高いです。

雪じゃなくて雨になるくらいだから先週に比べたらすごく暖かい。

もう春になっちゃうんじゃないの!?ってくらい暖かかったです。

 

今週の目標は部屋をとても綺麗にすること。

 

頑張ろう。

片付けとウォーキング

朝から部屋の片付けをしてました。

洗濯も。

Kindle Unlimited にあったこちらの本を参考に

ものを減らしてます。

 

あした死んでもいい片づけ 実践! ―覚悟の生前整理

あした死んでもいい片づけ 実践! ―覚悟の生前整理

 

 生前整理は早すぎじゃない?って思われそうですが、

留学始める前に、「いつ死んでもおかしくない」って意識してしまったせいか、

いつも「いつ死んでもいいようにしなきゃ」って思うのが癖になってます。

なので読んでもあまり違和感がありませんでした。

 

とにかく「ものを減らす」っていうのは他の片付け本と変わらないかもしれませんが、

こちらの本は、具体的なやり方(1日30分まで、片付けは後回し、など)が満載なので、やりやすかったです。

問題は、普段からものを増やさないようにしているので、

あまり捨てるものがないこと・・・

やっぱり片付けの仕方がまずいのかも。

 

夕方はスカイプコーチングを受けて、

そのあといらない服を寄付に出しに行って、

ついでにウォーキング。

 

今日もウィーンはとてもいいお天気で、久々に汗をかきました。

 

今日の記録

今日はものすごい良いお天気でした。

でもお散歩すらしなかった・・・

 

本当に運動不足なので、明日こそはウォーキングに行きたいと思います。

今日は部屋の片付けに集中します。

 

日本の両親からいろいろ荷物が届きました。

 

実はいらないものを送ろうかと思っていて

(使わないものがいっぱいあるんですよね)

でも日本に戻る予定もないし、迷っています。

捨てちゃうのも本当にもったいないし・・・

オーストリア医療体験記③

これで歯医者編は最後です

前回までの記事はこちら。

 

yyyamori.hatenablog.com

yyyamori.hatenablog.com

 

 

CT終了後の来院。

とくに重大な異常は認められなかったので、クリーニング(歯石や汚れをとるアレ)と、

前歯にあった小さな虫歯の治療だけ。

 

まずは衛生士さんがクリーニングをしてくれる。

クリーニング自体は日本でも半年に一度やっていて慣れていたが、

どんな内容だったかまではよく覚えていない。

洗浄に使う液体が飛び散るので、いつもタオルで口以外の顔全体を覆われており、

器具など確認できなかったからである。

 

一方こちらの衛生士さんは、

紙のエプロンを私に着用させると、

おもむろに透明のジェルを私の歯茎に塗り込み始めた。

 

そしてブラシみたいな機械で掃除。

多少痛かったし、顔に水やら何やら微妙に飛び散ってきたけど、

まあここまではそんなに疑問もなく。

 

そしてあの、ジェット水流と砂?みたいなので表面を磨く工程に来た時、

大きめのサングラスを渡された。

サングラスを着用して、工程開始。

 

予想通り、砂、飛び散ってる。しかも大量に。

そして、お姉さん、ノーガードの私の唇にうっかりジェットを当てまくる。

 

口じゅうから出血してるのがなんとなくわかる。

おそらく唇からも。

 でも痛みにはすごく強い方なので、

心頭滅却してひたすら待つ。

途中、しびれた唇からタラーッと唾液が。

衛生士さんが紙エプロンでぐいっとぬぐってくれる。

 

「終わりましたよー」と言われ、口をゆすぎに起き上がると、

さっき私の口をぬぐった紙エプロンが血まみれ

そして少量の水を含んでうがいして吐き出すと、

鮮血がドバーっと流れ出た。

思わず

「なんじゃこりゃー!」

と叫ぼうとしたが、

「あ、だめだ、誰も松田優作知らないわ

と冷静になり、やめた。

 

鏡で顔を見ると、顔じゅうに研磨剤の砂が飛び散っている。 

唇は出血し真っ赤になっていた。

 

ここでドクターが登場し、虫歯の治療。

麻酔をかけてもらったので痛みはなかったが、

器具が傷ついた唇に当たるのが痛い。

治療が終わって再度見ると、唇はかさぶたで覆われていて見苦しい・・・

1週間ほど治らず、メイクでも隠せるものじゃないので、

すごくゆううつだった。

 

結論:オーストリアの歯医者さんは、ちょっとワイルド(なことがある)

留学初日、あったらよかったもの

今週のお題「私のタラレバ」

 

基本的に「たられば」でくよくよしない性格です。だって意味ないし!

 

なので、後悔はしてないけど、誰かの役に立ちそうな、

留学初日、こうし「たら」よかった、

留学の当日に持って来「れば」よかったもの、をあげます。

 

なぜ「留学の当日」に絞ったかというと、

私が一番困ったのが留学初日とそれに続く2日3日だったからです。

 

たいていのものは時間が経つうちにどうにかこうにか手に入ったり、

解決するものなんですが、初日はそうじゃない。

 

私の「たらればリスト」は

  1. 飛行機の到着を真昼間にすればよかった
  2. 携帯を解約しないで持って来ればよかった
  3. お湯を沸かせるようにすればよかった

 

私は月曜の夕方に着く便でウィーンに来ました。

当時は直行便があって、それが1日1便だったからです。

この時点で大学の研究室はしまっており、さらに契約していた寮の事務もしまっていました。寮の鍵は事前に教授が大学の警備の部屋に預け、それを受け取ることになっていました。

 

問題1: 警備員がいる部屋がわからないが、電話もインターネットも使えない

 

日本で契約を切ってしまっていたため、スマホwi-fiのみ。

なので誰にも連絡が取れない状態でした。

警備の部屋はものすごいわかりやすい場所にあったのに、パニックになっていたのか見つけられず。18時頃になってしまい、日も暮れ始め、学生さんもいない!

結局、夜の実験か何かがある学生さんが偶然、大荷物を抱えてうろうろしていた私を見つけて、事情を聞いて案内してくれました。

 

問題2: あったかいものが飲めない

 

部屋につき荷物を降ろし、なにかあったかいものが飲みたいなー、と思いました。

多分19時頃だったと思います。

一応、日本の空港で菓子パンを一つ買って持ってきてはいました。

あと空港から寮まで乗ったタクシーの運ちゃんが、お腹空いたー、と言ったらりんごをくれました。笑

寮の個室にキッチンはあったのですが、お湯を沸かす道具がない。

この時点でへとへとで出かけたくないし、実際ウィーンの多くのスーパーは閉まり始める時間です。最近は20時までやってるとこも増えてきたけど。

仕方なく菓子パンとりんごとお水で晩御飯です。

(水道水が安全でおいしいのはオーストリアのすごいところ!)

ただ、私はあったかい飲み物がないと落ち着かない性質なので、その夜はあまり眠れませんでした。

 

問題3:インターネットにつなげないので教授に連絡が取れない

 

明日、どこに行って挨拶すればいいのか、教授にメールしようとしました。

寮には無料のwi-fi がついてる、と事前に知っていましたが、

使用するにはなんと、事務からパスワードを発行してもらわなければいけなかったのです。

それを知らなかった私(だってどこにも書いてなかったし)。

家族に「無事ついた」という連絡もできず、

明日どこに行けばいいんだ!ということもわからず、

心細い夜になりました。

 

問題4:朝ごはんがない!

 

たいした問題じゃないんですけど、

お腹がすくと心細さが倍増するんです!

 

結局、次の日は朝から大学をうろうろして、自力で教授の部屋にたどり着きました。

「連絡がとれなくて心配したわ!」と言われ、反省。

ご挨拶と施設案内ツアーのあと、

すぐにオフィスに行き、使用可能なデスクトップPC付きのデスクに案内されました。

やっと自分のノートPCかスマホからインターネットにアクセスできる!と思いきや、

それには大学事務に行って在籍証明とかをとらなきゃいけないので、

しばらくはこのデスクトップしかつかえない、とのこと。しかし!

 

問題5:このデスクトップでは日本語が入力できない

 

なので、日本の教授や友人には英語で「無事つきました」と連絡ができたのですが、

私の両親は英語があまり得意ではないので、困りました。

そこで"learn japanese"などで検索して、日本語のページを幾つか開き、

そこからコピペで文字を拾い上げて

「きのうぶじついた にほんごがうてない あとでれんらくする」という、

 

「新聞を切り抜いてつくった脅迫状」みたいなフォントバラバラのメールを両親に送りました。

両親はメールしたのに返事がなく、とても心配していたとのこと・・・

 

そのあとは、寮の事務でwi-fiを開通してもらい、

研究室の同僚に住民票の登録(オーストリア到着後3日以内にしないといけない)

と公共交通機関のカードを作ってもらい、

これでやっと、住む、買う、連絡するに困らなくなりました。

また、携帯は2週間後くらいに、こちらの人に相談しつつ、落ち着いてから手に入れました。

 

ここでリストのおさらい

  1. 飛行機の到着を真昼間にすればよかった
  2. 携帯を解約しないで持って来ればよかった
  3. お湯を沸かせるようにすればよかった

 

1.飛行機の時間を真昼間にすればよかった

当時はウィーンー東京の直行便があり、さらにそれが1日1便で他の選択肢がなかったので仕方ないといえば仕方ない。

あと、留学初日に乗り継ぎ便はおすすめしない。

ただでさえストレスが多いのに、これで乗り継ぎのストレスや、

万が一にもラゲッジロストなんて起きた日には泣くに泣けません。

 

でも、もし直行便が複数ある場合や、乗り継ぎ便しかない場所に留学するなら、

到着時間は昼間にしておいた方がいいです。

そうすれば、教授や寮との連絡もスムーズで、インターネットの接続なども早いうちにできると思います。

また、初めて行く土地では、日が暮れると得られる情報が激減するので、明るいうちに事が済むように、高くても午前中に着く便で来た方がいいです。

 

2.携帯を解約しないで持って来ればよかった

いざという時に、ローミングで電話やネットが使えるのは、安心です。

バカスカ使ったりしなければ、高くとも数千円で済む範囲です。

万が一、寮や大学など目的地に着かなかったり、鍵が手に入らないなどのトラブルにあっていたら・・・近くに人が通りかからなかったら・・・

日本の3大キャリアは、電話と書類で本人確認ができれば、家族にショップに行ってもらって解約ができます。確か。

 

3.お湯を沸かせるようにすればよかった

 携帯の湯沸かしポットか、フライパンの一つでもあると便利です。

 あとはお好みでカップラーメン。日本のコンビニには紙コップとお茶やコーヒー、砂糖のセットが売ってますよね、あれも良いと思います。

食器を買うまでは大変なので、使い捨ての食器や調味料も少量あると便利。

 

 以上が私のたらればでした。