ゆううつなときは活字が読めなくなるので、
今日は Kindle unlimited で見つけたこちらの漫画を読みました。
むんこ「だって愛してる」全3巻
あらすじ:
あんまり売れてない作家の雄二と、
それを支える勤勉妻・街子、
二人を暖かく見守る周囲の人々の日々をつづった4コマまんが。
とにかく出てくるキャラがみんなそれぞれの優しさを持っていて、
照れながらもそれを表現する。
読みながらときどき泣きました。
誰かに優しくしたくなる、すばらしい作品です。
あと、作者のコメントがすごく印象的でした。
"『だって愛してる』そう言われたら二の句が継げない感じのタイトルがお気に入りです"
(1巻より)
"愛とはすなわちエゴだと思います
エゴだと思っていないとしたら
それが一番のエゴだと思います
それでもこの言葉に嘘はないのです
『だって愛してる』"
(3巻より)
「だって愛してる」の下に"Because I love you" と英訳が書いてあるのですが、
それがなんというか
「そうだよね、そう言われたら何も言い返せないよね」
って感じを際立たせてるな、と思いました。
愛とはエゴであるー、のコメントは、なんというか、完璧だな、と思いました。
いつか「だって愛してる」を使ってやろう、という気になりますね!笑
読書の友、おやつは Marillenkrapfen マリレンクラプフェンでした。
Marillen = あんずの
Krapfen = ドーナッツ
揚げパンに似た生地のなかにあんずのジャムが入ってます。
大きさはコンビニの肉まんくらいでしょうか。
私はこれがウィーンのお菓子のなかで一番美味しいと思ってます。
Vanillekrapfen という、バニラクリームが中に入ってるやつもあるんですが、
個人的にはあんずが断然おすすめです。
ケーキ屋やパン屋で一つ1ユーロくらいで売ってます。